【原語で『原理講論』を読むプロジェクト活動報告】

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先日の12月3日木曜日、【原語で『原理講論』を読むプロジェクト】として、第19回目の韓国語『原理講論』訓読会を行いました。

訓読したみ言の中で、もう少し原文に近い日本語にしたほうが良いかもしれないと思われる箇所をピックアップしてみました。

現在の日本語訳と韓国語原文の直訳文とを比べて、意味やニュアンスの違いなどに注目してみてください。

■第19回韓国語『原理講論』訓読会

日付:2020年12月3日木曜日
場所:東京日暮里の某会議室
訓読:韓国語『原理講論』本文p260~273(第1章復帰基台摂理時代‐アダム家庭)

■今回の訓読で確認した日本語『原理講論』の修正検討箇所一覧

(1)日本語『原理講論』p290の2行目

【日本語】
もともと、アダムは「信仰基台」を立てるための条件として下さった神のみ言を、その不信仰のために失ってしまったのである。それゆえ、もはやみ言を神から直接受けることができない立場にまで(価値を失い)堕落してしまったアダムであったので、その「信仰基台」を復帰するためには、彼が信仰によって、そのみ言の代わりとなる何らかの条件物を、神のみ意にかなうように立てなければならなかったのである。アダムの家庭で立てなければならない、そのみ言の代わりの条件物とは、すなわち供え物であった。

【韓国語】
원래 아담은 ‘믿음의 기대’를 세우기 위한 조건으로 주셨던 하나님의 말씀을 그의 불신으로 말미암아 잃어버리고 말았던 것이다. 이리하여 하나님의 말씀을 직접 받을 수 없는 자리에 떨어진 타락한 아담이 그 ‘믿음의 기대’를 복귀하기 위하여는, 그가 믿음으로써 말씀 대신의 어떠한 조건물을 하나님의 뜻에 합당하도록 세워야만 했던 것이다. 아담가정에서 세워야 했던 이 말씀 대신의 조건물은 제물이었다.

【韓国語原文の直訳】
もともと、アダムは「信仰の基台」を立てるための条件として下さった神のみ言を、その不信によって失ってしまったのである。こうして神のみ言を直接受けることができない立場に落ちて堕落したアダムが、その「信仰の基台」を復帰するためには、彼が信仰によって、み言の代わりの何らかの条件物を、神のみ意にかなうように立てなければならなかったのである。アダム家庭で立てなければならなかったこのみ言の代わりの条件物は供え物であった。

(2)日本語『原理講論』p290の4行目

【日本語】
このような目的のために、神はアダムの二人の子を、各々善悪二つの表示体として分立されたのち、彼らに、神かサタンかのどちらか一方だけが各々対応することのできる、すなわち、一人の主人とのみ相対する、原理的な立場に立ててから、各自供え物をささげるように仕向けられたのである。

【韓国語】
이와 같은 목적을 위하여 하나님은 아담의 두 아들을 각각 선악의 표시체로 분립시킨 후에 그들로 하여금 하나님과 사탄을 각각 대할 수 있는, 즉 한 주인 상대의 원리적인 입장에 세워 놓고 제각기 제물을 바치게 하셨던 것이다.

【韓国語原文の直訳】
このような目的のために、神はアダムの二人の息子を、各々善悪の表示体として分立させたのちに、彼らをして神とサタンに各々対応することのできる、すなわち、一人の主人の相対となる原理的な立場に立てておき、各自供え物をささげるようにされたのである。

(3)日本語『原理講論』p292の3行目

【日本語】
したがって、エバを中心として結んだ二つの型の不倫な愛の行為を条件として、それぞれの立場を二個体に分けもたすべくカインとアベルを、各々異なる二つの表示的立場に立てるよりほかに摂理のしようがなかったのである。

【韓国語】
따라서 해와를 중심하고 맺어진 두 형의 불륜한 사랑의 행위들을 조건으로 가름하여 가인과 아벨을 각각 상이한 두 표시적 입장에 세울 수밖에 없었던 것이다.

【韓国語原文の直訳】
したがって、エバを中心として結ばれた二つの型の不倫な愛の行為を条件として分け、カインとアベルを各々異なる二つの表示的立場に立てるよりほかになかったのである。

(4)日本語『原理講論』p292の最後の行

【日本語】
これから見て、カインはサタンと相対する立場に立たされたという事実を知ることができる。

【韓国語】
이것을 보면 가인은 사탄의 상대적인 입장에 세워져 있었던 것이 사실임을 알 수 있다.

【韓国語原文の直訳】
これを見れば、カインはサタンの相対的な立場に立てられていたことが事実であることが分かる。

(5)日本語『原理講論』p295の5行目

【日本語】
したがって、人間がこの堕落性を脱ぐためには、天使長の立場にいるカインがアダムの立場にいるアベルに従順に屈伏して、彼の主管を受ける立場に立つことによって、主管性を正しく立てるべきであったのである。

【韓国語】
따라서 인간이 이 타락성을 벗기 위하여는 천사장의 입장에 있는 가인이 아담의 입장에 있는 아벨에게 순종굴복하여 그의 주관을 받는 입장에 섬으로써 주관성의 법도를 바로 세워야 했던 것이다.

【韓国語原文の直訳】
したがって、人間がこの堕落性を脱ぐためには、天使長の立場にいるカインがアダムの立場にいるアベルに従順に屈伏して、彼の主管を受ける立場に立つことによって、主管性の法度を正しく立てなければならなかったのである。

 

(6)日本語『原理講論』p296の3行目

【日本語】
人間が常に立派な指導者や親友を探し求めようとするのは、結果的に見るならば、より天の側に近いアベル型の存在を求めて彼と一体化し、天の側に近く立とうとする天心から起こる行為である。

【韓国語】
인간이 항상 좋은 지도자나 친구를 찾으려고 하는 것은, 결과적으로 볼 때 보다 하늘편에 가까운 아벨형의 존재를 찾아 그와 하나됨으로써 하늘 앞에 가까이 서고자 하는 천심에서 일어나는 행위인 것이다.

【韓国語原文の直訳】
人間が常に立派な指導者や親友を探し求めようとするのは、結果的に見るとき、より天の側に近いアベル型の存在を求めて彼と一つになることによって、天の前に近く立とうとする天心から起こる行為なのである。

(7)日本語『原理講論』p298の3行目

【日本語】
そして人間は、堕落によって、万物よりも偽り多い、低い存在にまで落ちたので(エレミヤ一七・9)、このような人間が、神の前に出るためには、創造原理的な秩序に従って、自分よりも神の方に一層近い存在である万物を通じなければならない。

【韓国語】
그리고 인간은 타락으로 인하여서 만물보다도 거짓된 자리에 떨어졌으므로(렘 17 : 9), 이러한 인간이 하나님 앞으로 나아가기 위하여는 창조원리적인 질서에 준하여 자기보다도 하나님 앞에 더 가까이 있는 존재인 만물을 통하지 않으면 아니 된다.

【韓国語原文の直訳】
そして人間は、堕落によって、万物よりも偽りとなった位置に落ちたので(エレミヤ一七・9)、このような人間が、神の前に出るためには、創造原理的な秩序に準じて、自分よりも神の前に一層近くにいる存在である万物を通じなければならない。

(8)日本語『原理講論』p299の後ろから4行目

【日本語】
「堕落性を脱ぐための蕩減条件」はカインが代表して立てなければならないのであるが、これが、いかなるわけで、アダムの家庭全体が立てたのと同じ結果になるかということを我々は知らなければならない。

【韓国語】
‘타락성을 벗기 위한 탕감조건’은 가인이 세워야 했었는데 이것이 어찌하여 아담가정 전체가 세우는 결과가 될 수 있는가 하는 것을 우리는 알아야 한다.

【韓国語原文の直訳】
「堕落性を脱ぐための蕩減条件」はカインが立てなければならなかったが、これがどうしてアダム家庭全体が立てる結果となり得るのかということを我々は知らなければならない。

 

(9)日本語『原理講論』p300の5行目

【日本語】
このように、父母を復帰するための蕩減条件は、「象徴献祭」と「実体献祭」とによって立てることができるのである。そうして、アベルがみ意にかなう献祭をささげることによって、アダムを中心とする「信仰基台」を蕩減復帰する条件と、「実体献祭」をささげる中心人物としてのアベルの立場が立てられたのであった。しかし、カインがアベルを殺したので、彼らは天使長がエバを堕落させたのと同じ立場に再び立つようになった。

【韓国語】
이와 같이 부모를 복귀하기 위한 탕감조건은 ‘상징헌제’와 ‘실체헌제’로써 세워지는 것이다. 그런데 아벨이 뜻맞는 헌제를 함으로써 아담을 중심한 ‘믿음의 기대’를 탕감복귀하는 조건과 ‘실체헌제’를 드리기 위한 중심인물로서의 아벨의 입장은 세워졌었다. 그러나 가인이 아벨을 죽임으로 말미암아서 그들은 천사장이 해와를 타락시킨 것과 같은 입장에 다시 서게 되었던 것이다.

【韓国語原文の直訳】
このように、父母を復帰するための蕩減条件は、「象徴献祭」と「実体献祭」として立てられるのである。しかるに、アベルがみ意にかなう献祭をささげることによって、アダムを中心とする「信仰基台」を蕩減復帰する条件と、「実体献祭」をささげるための中心人物としてのアベルの立場は立てられた。しかし、カインがアベルを殺すことによって、彼らは天使長がエバを堕落させたのと同じ立場に再び立つようになったのである。

(10)日本語『原理講論』p300の9行目

【日本語】
そのため「堕落性を脱ぐための蕩減条件」が立てられなくなり、「実体献祭」に失敗したので、「実体基台」をつくることができず、したがって、「メシヤのための基台」も造成することができなかったので、アダムの家庭を中心とする復帰摂理の完成は失敗に帰したのであった。

【韓国語】
그리하여 ‘타락성을 벗기 위한 탕감조건’을 세울 수 없게 됨으로써 ‘실체헌제’에 실패하여 ‘실체기대’를 세우지 못하게 됨에 따라 ‘메시아를 위한 기대’를 조성하지 못하게 되었기 때문에, 아담가정을 중심한 복귀섭리는 이루어질 수 없었던 것이다.

【韓国語原文の直訳】
そうして「堕落性を脱ぐための蕩減条件」を立てられなくなることにより「実体献祭」に失敗し、「実体基台」を立てられなくなることによって、「メシヤのための基台」を造成できなくなかったので、アダム家庭を中心とする復帰摂理は成し遂げられなかったのである。

(11)日本語『原理講論』p301の7行目

【日本語】
ゆえに、アベルがその責任分担を完遂できない立場に立ちいたったとき、神は、彼の身代わりとしてセツを立てて、絶対的なものとして予定されているみ旨を、引き続き摂理していかれたのである。

【韓国語】
그러므로 아벨이 그의 책임분담을 완수하지 못한 입장에 서게 되었을 때 하나님은 그 대신 셋을 세우시어 절대적인 것으로 예정되어 있는 뜻을 이루어 나아가셨던 것이다.

【韓国語原文の直訳】
ゆえに、アベルがその責任分担を完遂できない立場に立つようになったとき、神は、彼の身代わりとしてセツを立てて、絶対的なものとして予定されているみ旨を成し遂げていかれたのである。

■第20回韓国語『原理講論』訓読会の予定日

日付:2020年12月17日木曜日
場所:東京日暮里の某会議室
訓読:韓国語『原理講論』本文p273~286(第1章復帰基台摂理時代‐ノア家庭~アブラハム家庭)

 

※韓国語『原理講論』は2006年2月20日発行の42刷標準横書きから引用
※日本語『原理講論』は2014年5月30日発行の第5版第1刷から引用
※韓国語原文の直訳文の文責は当ブログ管理者にあり、翻訳に際して使用した辞書は『朝鮮語辞典』(小学館)

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