【原語で『原理講論』を読むプロジェクト活動報告】

※【原語で『原理講論』を読むプロジェクト】の詳細はこちら
https://unification-principle.com/category/upmcproject/hangleproject/

 

先日の7月28日木曜日、【原語で『原理講論』を読むプロジェクト】として、第39回目の韓国語『原理講論』訓読会を行いました。

訓読したみ言の中で、もう少し原文に近い日本語にしたほうが良いかもしれないと思われる箇所をピックアップしてみました。

現在の日本語訳と韓国語原文の直訳文とを比べて、意味やニュアンスの違いなどに注目してみてください。

■第39回韓国語『原理講論』訓読会

日付:2022年7月28日木曜日
場所:東京足立小台「東京教会」
訓読:韓国語『原理講論』本文p539~554(再臨論)

■今回の訓読で確認した日本語『原理講論』の修正検討箇所一覧

(1)日本語『原理講論』p579の5行目

【日本語】
イエスが、死体のある所にははげたかが集まるものであると答えられたそのみ言の真の内容も、その裏として信仰の篤い信徒たちが集まる所にイエスが来られるということを意味したのであって、要するに、雲に乗って来られるというみ言と同一の内容であることを、我々は知ることができる。

【韓国語】
예수님이 주검 있는 곳에 독수리가 모인다고 대답하신 말씀의 본 뜻도, 독실한 성도들이 모이는 곳으로 오시겠다는 것을 의미하는 것으로서 구름 타고 오신다는 말씀과 동일한 내용의 것임을 알 수 있다.

【韓国語原文の直訳】
イエスが、死体のある所にははげたかが集まるものであると答えられたみ言の真意も、篤実な聖徒たちが集まる所に来られるということを意味するものであり、雲に乗って来られるというみ言と同一の内容のものであることが分かる。

(2)日本語『原理講論』p580の7行目

【日本語】
ところが今はときが到来したので、イエスが再び地上で誕生されるということを、明らかに教えてやらなければならないのである。
 第二には、険しい信仰の路程を歩いている信徒たちを激励するためであった。イエスはこのほかにも、なるべく早く神の目的を達成しようとされて、信徒たちを激励されるために、前後のつじつまがよく合わないようなみ言を語られた例が少なくなかった。

【韓国語】
그러나 이제는 때가 되었기 때문에, 예수님이 다시 지상에서 탄생하실 것을 바로 가르쳐 주시지 않을 수 없게 된 것이다.
둘째로는, 어려운 신앙노정을 걷고 있는 성도들을 격려하시기 위함이었다. 예수님은 이밖에도 하나님의 뜻을 속히 이룰 수 있도록 성도들을 격려하시기 위하여, 전후가 잘 맞지 않는 듯한 말씀을 하신 사례가 적지 않다.

【韓国語原文の直訳】
しかし、今はときになったので、イエスが再び地上で誕生されるということを、正しく教えてくださらなければならなくなったのである。
 第二には、困難な信仰路程を歩いている聖徒たちを激励されるためであった。イエスはこのほかにも、神のみ旨を早く成し遂げることができるよう、聖徒たちを激励されるために、前後がよく合わないようなみ言を語られた事例が少なくない。

(3)日本語『原理講論』p582の2行目

【日本語】
イエスが霊体をもって再臨されるのでなく、地上から肉身をもった人間として、誕生されるとするならば、彼は神が予定されたところの、そしてある選ばれた民族の内に誕生されるはずである。それでは予定されたその場所とはいったいどこなのであろうか。

【韓国語】
예수님이 영체로 재림하시는 것이 아니고 지상에서 육신을 쓴 인간으로 탄생하신다면, 그는 하나님이 예정하신 그 어느 곳의 택함받은 어떤 민족 가운데서 탄생하실 것이다. 그러면 예정된 그곳은 어디이며, 또 택함을 입은 그 민족은 어느 민족일 것인가?

【韓国語原文の直訳】
イエスが霊体で再臨されるのでなく、地上で肉身をまとった人間として誕生されるとするならば、彼は神が予定されたそのあるところの、選ばれたある民族の内に誕生されるはずである。それでは予定されたそのところはどこであり、また選ばれたその民族はどの民族なのだろうか?

(4)日本語『原理講論』p584の2行目

【日本語】
このみ言はつまり、神のみ旨のために生きもしないで、ただアブラハムの血統的な子孫であるという事実のみをもって、選民であるとうぬぼれているユダヤ人たちを、叱責したみ言であったのである。

【韓国語】
이 말씀은 곧 하나님의 뜻대로 살지도 않으면서, 공연히 아브라함의 혈통적인 후손이란 사실만을 가지고서 선민이라고 자랑하는 유대인들을 책망한 말씀이었다.

【韓国語原文の直訳】
このみ言はつまり、神のみ旨どおりに生きもしないで、いたずらにアブラハムの血統的な子孫であるという事実のみをもって、選民である誇るユダヤ人たちを、叱責したみ言であった。

■第40回韓国語『原理講論』訓読会の予定日

日付:2022年8月25日木曜日
場所:東京足立小台「東京教会」
訓読:韓国語『原理講論』本文p554~568(再臨論)

 

※韓国語『原理講論』は2006年2月20日発行の42刷標準横書きから引用
※日本語『原理講論』は2014年5月30日発行の第5版第1刷から引用
※韓国語原文の直訳文の文責は当ブログ管理者にあり、翻訳に際して使用した辞書は『朝鮮語辞典』(小学館)

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