【原語で『原理講論』を読むプロジェクト活動報告】

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先日の6月30日木曜日、【原語で『原理講論』を読むプロジェクト】として、第38回目の韓国語『原理講論』訓読会を行いました。

訓読したみ言の中で、もう少し原文に近い日本語にしたほうが良いかもしれないと思われる箇所をピックアップしてみました。

現在の日本語訳と韓国語原文の直訳文とを比べて、意味やニュアンスの違いなどに注目してみてください。

■第38回韓国語『原理講論』訓読会

日付:2022年6月30日木曜日
場所:東京足立小台「東京教会」
訓読:韓国語『原理講論』本文p526~539(再臨論)

■今回の訓読で確認した日本語『原理講論』の修正検討箇所一覧

(1)日本語『原理講論』p560の後ろかさ3行目

【日本語】
したがって、神は、イエスの再臨に関しても、終末のときには神の霊をすべての人に注ぐと約束されたように(使徒二・17)、光の中にいるすべての信徒たちを通じて、耳と目とをもっている人たちには、必ず見ることができ、聞くことができるように、啓示してくださることは明らかである。

【韓国語】
따라서 하나님은 주의 재림에 관하여도, 말세에는 하나님의 영을 물 붓듯 부어 주시마고 약속하신 대로(행 2 : 17), 빛 가운데 있는 모든 성도들을 통하여 들을 수 있는 귀와 볼 수 있는 눈을 가진 사람들에게는 반드시 듣고 볼 수 있도록 계시하여 주실 것이 분명하다.

【韓国語原文の直訳】
したがって、神は、主の再臨に関しても、末世には神の霊をすべての人に注ぐと約束されたように(使徒二・17)、光の中にいるすべての聖徒たちを通じて、聞くことのできる耳と見ることのできる目をもった人たちには、必ず聞いて見ることができるように、啓示してくださることは明らかである。

(2)日本語『原理講論』p561の後ろから3行目

【日本語】
さらに、第一次世界大戦に関する項目のところで詳しく説明したように、第一次大戦でドイツが敗戦することにより、サタン側のアダム型の人物であるカイゼルが滅び、サタン側の再臨主型の人物であるスターリンが共産主義世界をつくったということは、イエスが再臨されて共生共栄共義主義を蕩減復帰されるということを、前もって見せてくださったのである。

【韓国語】
그리고 제1차 세계대전에 관한 항목에서 상론한 바와 같이, 제1차 대전에서 독일이 패전함으로써 사탄편 아담형의 인물인 카이젤이 망하고 사탄편 재림주형의 인물 스탈린이 공산주의세계를 이루었던 것은, 예수님이 재림하셔서 공생공영공의주의세계를 탕감복귀하실 것을 보여 준 것이었다.

【韓国語原文の直訳】
そして、第一次世界大戦に関する項目で詳しく論じたように、第一次大戦でドイツが敗戦することにより、サタン側のアダム型の人物であるカイゼルが滅び、サタン側の再臨主型の人物スターリンが共産主義世界を成し遂げたことは、イエスが再臨されて共生共栄共義主義世界を蕩減復帰されることを見せてくださったのであった。

(3)日本語『原理講論』p563の後ろから3行目

【日本語】
それでは、今我々はここにおいて、イエスが地上に肉身をもっての誕生というかたちで再臨される可能性があるという観点から、これに関する聖書の多くの記録を、もう一度詳しく調べてみることにしよう。

【韓国語】
그렇다면 이제 우리는 여기에서 예수님이 지상에서의 육신 탄생으로 재림하시게 될는지도 모른다는 관점에서, 이에 관한 성경의 많은 기록을 다시 한 번 상고해 볼 필요가 있는 것이다.

【韓国語原文の直訳】
それでは、今我々はここで、イエスが地上での肉身誕生により再臨されるようになるかもしれないという観点から、これに関する聖書の多くの記録を、もう一度詳細に検討してみる必要があるのである。

(4)日本語『原理講論』p566の7行目

【日本語】
したがって、この聖句はイエスが肉身をもって再臨されることによってのみ、摂理の目的が成就されるのであり、そうせずに、雲に乗って来られるのでは、決してその目的は成就されないことを示したものだということを、我々は知らなければならない。

【韓国語】
따라서 이 성구는 예수님이 육신을 쓰고 재림하셔야만 이루어지지, 그렇지 않고 구름을 타고 오셔서는 결코 이루어지지 않는다는 것을 우리는 알아야 한다.

【韓国語原文の直訳】
したがって、この聖句はイエスが肉身をまとい再臨されてこそ成就されるのであり、そうではなく雲に乗って来られるのでは、決して成就されないことを我々は知らなければならない。

(5)日本語『原理講論』p568の後ろから8行目

【日本語】
これと同様に、彼が再臨されるときにも、地上から誕生されるならば、イエスが雲に乗って来られるものと信じている信徒たちは、必ず彼を排斥するに相違ないので、いかに信仰の篤い信徒たちであろうと、彼らは不法を行う者として、イエスから見捨てられざるを得ないであろうというのがこのみ言の真意なのである。

【韓国語】
그와 같이 그가 재림하실 때에도 지상에서 탄생하시게 되면, 예수님이 구름 타고 오실 것으로 믿고 있는 신도들은 기필코 주님을 배척할 것이기 때문에, 아무리 잘 믿던 성도들이라 할지라도 그들은 불법을 행하는 자로서 주님으로부터 버림을 당하지 않을 수 없으리라는 것을 토로하신 것이었다.

【韓国語原文の直訳】
それと同様に、彼が再臨されるときにも、地上で誕生されるならば、イエスが雲に乗って来られるものと信じている信徒たちは、必ず主を排斥するため、いかによく信じる聖徒たちであろうと、彼らは不法を行う者として、主から見捨てられざるを得ないであろうということを吐露されたものであった。

(6)日本語『原理講論』p569の5行目

【日本語】
このように再臨のときにも、イエスが地上に誕生されることにより、そのときから神の国がくるわけであるが、雲に乗って再臨するとばかり信じている信徒たちは、地上に再臨された主を信ずることができず、待望の神の国を見ることができないようになるので、そのように言われたのである。

【韓国語】
이와 같이 재림 때에도 예수님이 지상에서 탄생하심으로써 하나님의 나라는 임할 것이나, 구름 타고 재림하실 것으로 믿고 있는 신도들은 지상으로 재림하신 주님을 불신하게 되어 모처럼 임한 그 나라를 볼 수 없게 될 것이기 때문에 그렇게 말씀하셨던 것이다.

【韓国語原文の直訳】
このように再臨のときにも、イエスが地上で誕生されることにより神の国は降臨するのだが、雲に乗って再臨されると信じている信徒たちは、地上に再臨された主を不信するようになり、ようやく降臨した神の国を見ることができなくなるために、そのように言われたのである。

(7)日本語『原理講論』p573の7行目

【日本語】
今までは上述の聖句の中の「女」を、教会として解釈していた信徒たちが多かった。しかし、これはイエスが雲に乗って来られるという前提のもとで、この聖句を解釈したので、教会と解する以外に意味の取りようがなかったためにすぎない。

【韓国語】
지금까지 위의 성구의 ‘여자’를 교회로 해석하는 성도들이 많았다. 그러나 이것은 예수님이 구름을 타고 오신다는 전제 밑에서 이 성구를 해석하려니까 교회라고 해석할 수밖에 없었던 것이다.

【韓国語原文の直訳】
今まで上述の聖句の中の「女」を、教会として解釈する聖徒たちが多かった。しかし、これはイエスが雲に乗って来られるという前提のもとで、この聖句を解釈しようとしたため、教会と解釈せざるを得なかったのである。

■第39回韓国語『原理講論』訓読会の予定日

日付:2022年7月28日木曜日
場所:東京足立小台「東京教会」
訓読:韓国語『原理講論』本文p539~553(再臨論)

 

※韓国語『原理講論』は2006年2月20日発行の42刷標準横書きから引用
※日本語『原理講論』は2014年5月30日発行の第5版第1刷から引用
※韓国語原文の直訳文の文責は当ブログ管理者にあり、翻訳に際して使用した辞書は『朝鮮語辞典』(小学館)

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