■記事の構成について
原文を文章ごとに分け、それぞれの文章を【韓国語原文】、【原文の直訳】、【現行の訳文】の3つに分けて記載しています。
【現行の訳文】が直訳されていて変更箇所がない場合、【原文の直訳】を省略し、【原文の直訳】と【現行の訳文】が統合されて一つの文章になっています。
■み言の引用について
『原理講論』の引用文は、2014年5月30日、光言社発行の第五版第一刷から引用したものです。また、聖句の引用は、日本聖書協会発行の『口語訳聖書』からの引用です。
『口語訳聖書』は原語(旧約聖書はヘブライ語、新約聖書はギリシャ語)から翻訳し、欧米の各言語(特に英語)を参考として訳されているため、『口語訳聖書』からの引用箇所は、韓国語の聖句の直訳になっていないことに留意してください。
■韓国語の辞書について
翻訳するさいに基準としている韓国語の辞書は、小学館の『韓日辞典』(旧『朝鮮語辞典』)です。『韓日辞典』にない場合は、こちらのNAVER「국어사전(国語辞典)」を使います。
⇒https://ko.dict.naver.com/#/main
■本文‐創造原理 第四節 創造本然の価値
301 【韓国語原文】 제 4 절 창조본연의 가치 【原文の直訳】 第四節 創造本然の価値 【現行の訳文】 ㈠創造本然の価値の決定とその価値の基準
302
【韓国語原文】
Ⅰ.창조본연의 가치의 결정과 그 가치의 기준
【原文の直訳】
㈠創造本然の価値の決定とその価値の基準
【現行の訳文】
303
【韓国語原文】
창조본연(創造本然)의 가치는 어떻게 결정되는가?
【原文の直訳】
創造本然の価値はいかにして決定されるのだろうか。
【現行の訳文】
304
【韓国語原文】
어떤 대상이 지니고 있는 가치는 그 대상이 존재하는 목적과 그것을 대하는 인간 주체의 욕구와의 상대적 관계에 의하여 결정된다고 생각하는 것이 우리가 이제까지 알아 왔던 일반적인 가치관이었다.
【原文の直訳】
ある対象がもっている価値は、その対象が存在する目的と、それに対する人間主体の欲求との相対的関係によって決定されると考えることが、我々が今まで知っていた一般的な価値観であった。
【現行の訳文】
ある対象がもっている価値は、その対象が存在する目的と、それに対する人間主体の欲求との相対的関係によって決定されるというのが、我々の今まで考えてきた一般的な価値観であった。
305
【韓国語原文】
그런데 어떤 개성체의 창조본연의 가치는 그 자체 내에 절대적인 것으로 내재하고 있는 것이 아니라, 그 개성체가 하나님의 창조이상(創造理想)을 중심하고 어떠한 대상으로 존재하는 목적과 그것을 대하는 인간 주체의 창조본연의 가치 추구욕이 상대적 관계를 맺음으로써 결정된다.
【原文の直訳】
しかし、ある個性体の創造本然の価値は、それ自体の内に絶対的なものとして内在しているものでなく、その個性体が、神の創造理想を中心として、ある対象として存在する目的と、それに対する人間主体の創造本然の価値追求欲が相対的関係を結ぶことによって決定される。
【現行の訳文】
しかし、ある個性体の創造本然の価値は、それ自体の内に絶対的なものとして内在するものでなく、その個性体が、神の創造理想を中心として、ある対象として存在する目的と、それに対する人間主体の創造本然の価値追求欲が相対的関係を結ぶことによって決定される。
306
【韓国語原文】
따라서 어떤 대상이 창조본연의 가치를 가지기 위하여는, 그것이 인간 주체와 수수작용에 의하여 합성일체화함으로써 하나님의 제3대상이 되어 창조본연의 사위기대(四位基臺)를 이루지 않으면 아니 된다.
【原文の直訳】
したがって、ある対象が創造本然の価値をもつためには、それが人間主体と授受作用により合性一体化することによって、神の第三対象になり、創造本然の四位基台をつくらなければならない。
【現行の訳文】
したがって、ある対象が創造本然の価値をもつためには、それが人間主体との授受作用により合性一体化して、神の第三対象になり、創造本然の四位基台をつくらなければならない。
307
【韓国語原文】
그러면 창조본연의 가치의 기준은 어디에 있는가?
【原文の直訳】
では、創造本然の価値の基準はどこにあるのだろうか。
【現行の訳文】
308
【韓国語原文】
창조본연의 가치는 어떤 대상(對象)과 인간 주체(主體)가 하나님을 중심하고 창조본연의 사위기대를 이룰 때 결정되는데, 이 사위기대의 중심이 절대자 하나님이시므로 이 가치의 기준도 절대자 하나님이신 것이다.
【原文の直訳】
創造本然の価値は、ある対象と人間主体が、神を中心として、創造本然の四位基台を完成するときに決定されるが、この四位基台の中心が絶対者なる神であられるから、この価値の基準も絶対者なる神であられる。
【現行の訳文】
創造本然の価値は、ある対象と人間主体とが、神を中心として、創造本然の四位基台を完成するときに決定されるが、この四位基台の中心が絶対者であられる神であるから、この価値の基準も絶対者なる神である。
309
【韓国語原文】
그러므로 절대자 하나님을 기준으로 하여 그에 상대적으로 결정되는 어떤 대상의 창조본연의 가치도 절대적인 것이 아닐 수 없다.
【原文の直訳】
それゆえに、絶対者なる神を基準として、それに相対的に決定されるある対象の創造本然の価値も絶対的なものでないはずがない。
【現行の訳文】
それゆえに、絶対者であられる神を基準として、これに対して相対的に決定されるある対象の創造本然の価値もまた絶対的でないはずがない。
310
【韓国語原文】
예를 들면, 꽃의 미(美)는 어떻게 결정되는가?
【原文の直訳】
例を挙げれば、花の美はいかにして決定されるのだろうか。
【現行の訳文】
311
【韓国語原文】
그것은 하나님이 그 꽃을 창조하신 목적과 그 꽃의 미를 찾는 인간의 미에 대한 창조본연의 추구욕이 합치될 때, 다시 말하면 하나님의 창조이상에 입각한 인간의 미에 대한 추구욕이 그 꽃으로부터 오는 정적(情的)인 자극으로 말미암아 충당되어 인간이 완전한 기쁨을 느낄 때 그 창조본연의 미가 결정된다.
【原文の直訳】
それは、神がその花を創造された目的と、その花の美を求める、人間の美に対する創造本然の追求欲が合致するとき、言い換えれば、神の創造理想に立脚した人間の美に対する追求欲が、その花からくる情的な刺激によって満たされ、人間が完全な喜びを感ずるとき、その創造本然の美が決定される。
【現行の訳文】
312
【韓国語原文】
이와 같이 창조목적(創造目的)을 중심하고 그 꽃으로부터 느끼는 기쁨이 완전할 때 그 꽃의 미는 절대적이다.
【原文の直訳】
このように、創造目的を中心として、その花から感ずる喜びが完全であるとき、その花の美は絶対的である。
【現行の訳文】
313
【韓国語原文】
여기에 그 미의 추구욕이란 인간 자신이 그의 성상(性相)과 형상(形狀)을 그의 대상을 통하여 상대적으로 느끼려 하는 욕망을 말한다.
【原文の直訳】
ここに、その美の追求欲というのは、人間自身がその性相と形状を、その対象を通じて相対的に感じようとする欲望をいうのである。
【現行の訳文】
ここに、その美の追求欲というのは、人間自身がその性相と形状とを、その対象を通じて相対的に感じようとする欲望をいうのである。
314
【韓国語原文】
그리고 그 꽃의 창조목적과 그 꽃을 대하는 인간의 가치 추구욕이 합치되는 순간 그 대상과 주체는 혼연일체의 상태를 이루게 된다.
【原文の直訳】
そして、その花の創造目的と、その花に対する人間の価値追求欲が合致する瞬間、その対象と主体は渾然一体の状態をなすようになる。
【現行の訳文】
また、その花の創造目的と、その花に対する人間の価値追求欲とが合致する瞬間、その対象と主体は渾然一体の状態をなすようになる。
315
【韓国語原文】
그러므로 어떠한 존재가 창조본연의 가치를 가지기 위하여는, 하나님을 중심하고 그와 그를 대하는 인간 주체가 혼연일체의 상태에서 하나님의 제3대상이 되어 사위기대(四位基臺)를 이루어야 한다.
【原文の直訳】
それゆえに、ある存在が創造本然の価値をもつためには、神を中心として、それとそれに対する人間主体が渾然一体の状態で神の第三対象となり、四位基台をつくらなければならない。
【現行の訳文】
それゆえに、ある存在が創造本然の価値をもつためには、神を中心として、それとそれに対する人間主体とが渾然一体の状態となって、神の第三対象となり、四位基台をつくらなければならない。
316
【韓国語原文】
그러면 절대적인 가치의 기준인 하나님과 상대적으로 결정된 만물들의 창조본연의 가치도 절대적인 것이 되는 것이다.
【原文の直訳】
そうすれば、絶対的な価値の基準である神と相対的に決定された万物の創造本然の価値も絶対的なものとなるのである。
【現行の訳文】
そうすれば、絶対的な価値の基準である神に対して相対的に決定された万物の創造本然の価値も絶対的なものとなるのである。
317
【韓国語原文】
지금까지 어떤 대상의 가치가 절대적인 것이 되지 못하고 상대적이었던 것은, 그 대상과 그것을 대하는 타락인간과의 사이에 이루어지는 수수관계(授受關係)가 하나님의 창조이상을 중심한 것이 아니고 사탄적인 목적과 욕망을 중심한 것이었기 때문이다.
【原文の直訳】
今まで、ある対象の価値が絶対的なものになることができず、相対的であったのは、その対象と、それに対する堕落人間との間になされる授受の関係が、神の創造理想を中心としたものでなく、サタン的な目的と欲望を中心としたものであったからである。
【現行の訳文】
今まで、ある対象の価値が絶対的なものとならず、相対的であったのは、その対象と、それに対する堕落人間との間になされる授受の関係が、神の創造理想を中心としたものでなく、サタン的な目的と欲望を中心としたものであったからである。
㈡創造本然の知情意と創造本然の真美善
318
【韓国語原文】
Ⅱ.창조본연의 지 정 의와 창조본연의 진 미 선
【原文の直訳】
㈡創造本然の知情意と創造本然の真美善
【現行の訳文】
319
【韓国語原文】
인간의 마음은 그 작용에 있어서 지(知)·정(情)·의(意)의 3기능을 발휘한다.
【原文の直訳】
人間の心は、その作用において、知・情・意の三機能を発揮する。
【現行の訳文】
人間の心は、その作用において、知情意の三機能を発揮する。
320
【韓国語原文】
그리고 인간의 육신은 그 마음의 명령에 감응되어 행동한다.
【原文の直訳】
そして人間の肉身は、その心の命令に感応して行動する。
【現行の訳文】
そうして人間の肉身は、その心の命令に感応して行動する。
321
【韓国語原文】
이것을 보면 그 육신은 마음 곧 지·정·의의 감응체로서, 그의 행동은 진(眞)·미(美)·선(善)의 가치를 추구하는 것으로 나타나게 된다.
【原文の直訳】
これを見ると、その肉身は心、すなわち知情意の感応体として、その行動は真美善の価値を追求するものとして表れるようになるのである。
【現行の訳文】
これを見ると、その肉身は心、すなわち知情意の感応体として、その行動は真美善の価値を追求するものとして表れるのである。
322
【韓国語原文】
또 하나님은 어디까지나 인간의 마음의 주체이시기 때문에 지·정·의의 주체이시기도 하다.
【原文の直訳】
また、神はどこまでも、人間の心の主体であるので、知情意の主体でもあられる。
【現行の訳文】
神はどこまでも、人間の心の主体であるので、知情意の主体でもある。
323
【韓国語原文】
따라서 인간은 창조본연(創造本然)의 가치 실현욕에 의해 마음으로 하나님의 그 본연의 지·정·의에 감응하고, 몸으로 이것을 행동함으로써 비로소 그 행동은 창조본연의 진·미·선의 가치를 나타내게 되는 것이다.
【原文の直訳】
したがって、人間は創造本然の価値実現欲によって、心で神のその本然の知情意に感応し、体でこれを行動することによって、初めてその行動は、創造本然の真美善の価値を表すようになるのである。
【現行の訳文】
したがって、人間は創造本然の価値実現欲によって、心で神の本然の知情意に感応し、体でこれを行動することによって、初めてその行動は、創造本然の真美善の価値を表すようになるのである。
㈢愛と美、善と悪、義と不義
324 【韓国語原文】 Ⅲ.사랑과 미, 선과 악, 의와 불의 【原文の直訳】 ㈢愛と美、善と悪、義と不義 【現行の訳文】
⑴愛と美
325 【韓国語原文】 1.사랑과 미 【原文の直訳】 ⑴愛と美 【現行の訳文】 326 【韓国語原文】 하나님으로부터 분립된 2성(二性)의 실체가 상대기준(相對基準)을 조성하여 수수작용(授受作用)을 함으로써 사위기대(四位基臺)를 이루려 할 때, 그들이 하나님의 제3대상으로 합성일체화(合性一體化)하기 위하여 주체가 대상에게 주는 정적(情的)인 힘을 사랑이라 하고, 대상이 주체에게 돌리는 정적인 힘을 미(美)라고 한다. 【原文の直訳】 神から分立された二性の実体が、相対基準を造成して授受作用をすることにより四位基台をつくろうとするとき、それらが神の第三対象として合性一体化するために、主体が対象に授ける情的な力を愛といい、対象が主体に返す情的な力を美という。 【現行の訳文】 神から分立された二性の実体が、相対基準を造成して授受作用をすることにより四位基台をつくろうとするとき、それらが神の第三対象として合性一体化するために、主体が対象に授ける情的な力を愛といい、対象が主体に与える情的な力を美という。 327 【韓国語原文】 그러므로 사랑의 힘은 동적(動的)이요, 미의 자극은 정적(靜的)이다. 【原文の直訳】 ゆえに、愛の力は動的であり、美の刺激は静的である。 【現行の訳文】 328 【韓国語原文】 하나님과 인간을 두고 볼 때 하나님은 사랑의 주체이시요 인간은 미의 대상이며, 남녀를 놓고 볼 때에는 남자는 사랑의 주체가 되고 여자는 미의 대상이 된다. 【原文の直訳】 神と人間について見るとき、神は愛の主体であられ、人間は美の対象であり、男女について見てみるときには、男性は愛の主体となり、女性は美の対象となる。 【現行の訳文】 神と人間について例をとれば、神は愛の主体であり、人間は美の対象である。男女については、男子は愛の主体であり、女子は美の対象である。 329 【韓国語原文】 피조세계에 있어서는 인간은 사랑의 주체가 되고 만물세계는 미의 대상이 되는 것이다. 【原文の直訳】 被造世界においては、人間は愛の主体となり、万物世界は美の対象となるのである。 【現行の訳文】 330 【韓国語原文】 그러나 주체(主體)와 대상(對象)이 합성일체화하면 미에도 사랑이, 사랑에도 미가 내포되는 것이다. 【原文の直訳】 しかし、主体と対象が合性一体化すれば、美にも愛が、愛にも美が内包されるのである。 【現行の訳文】 しかし、主体と対象とが合性一体化すれば、美にも愛が、愛にも美が内包されるようになる。 331 【韓国語原文】 왜냐하면 주체와 대상이 서로 돌아서 일체를 이루면 주체도 대상의 입장에, 대상도 주체의 입장에 설 수 있기 때문이다. 【原文の直訳】 なぜかといえば、主体と対象が互いに回転して一体をなせば、主体も対象の立場に、対象も主体の立場に立つことができるからである。 【現行の訳文】 なぜかといえば、主体と対象とが互いに回転して一体となれば、主体も対象の立場に、対象も主体の立場に立つことができるからである。 332 【韓国語原文】 대인관계에 있어서 윗사람의 사랑에 대하여 아랫사람이 돌리는 미를 충(忠)이라 하고, 부모의 사랑에 대하여 자녀가 돌리는 미를 효(孝)라고 하며, 남편의 사랑에 대하여 아내가 돌리는 미를 열(烈)이라고 한다. 【原文の直訳】 対人関係において、目上の人の愛に対して目下の人が返す美を忠といい、父母の愛に対して子女が返す美を孝といい、夫の愛に対して妻が返す美を烈という。 【現行の訳文】 対人関係において、目上の人の愛に対して目下の人がささげる美を忠といい、父母の愛に対して子女がささげる美を孝といい、また夫の愛に対して妻がささげる美を烈という。 333 【韓国語原文】 사랑과 미의 목적은, 하나님으로부터 실체로 분립된 양성(兩性)이 사랑과 미를 주고받음으로 합성일체화하여 하나님의 제3대상이 됨으로써 사위기대를 조성하여 창조목적을 이루려는 데 있다. 【原文の直訳】 愛と美の目的は、神から実体として分立された両性が、愛と美をやりとりすることで合性一体化し、神の第三対象となることによって、四位基台を造成して創造目的を完成しようとするところにある。 【現行の訳文】 愛と美の目的は、神から実体として分立された両性が、愛と美を授受することによって合性一体化して、神の第三対象となることによって、四位基台を造成して創造目的を達成するところにある。 334 【韓国語原文】 다음으로는 하나님의 사랑이 무엇인가를 알아보기로 하자. 【原文の直訳】 つぎには、神の愛が何であるかを調べてみることにしよう。 【現行の訳文】 つぎに、神の愛とは何であるかを調べてみることにしよう。 335 【韓国語原文】 하나님을 중심하고 그의 이성성상(二性性相)의 실체대상으로 완성된 아담과 해와가 일체를 이루어 자녀를 번식함으로써 부모의 사랑(제1대상의 사랑), 부부의 사랑(제2대상의 사랑), 자녀의 사랑(제3대상의 사랑) 등 창조본연의 3대상(三對象)의 사랑을 체휼해야만, 삼대상목적(三對象目的)을 완성하여 사위기대를 이룬 존재들로서 인간 창조의 목적을 완성하게 되는 것이다. 【原文の直訳】 神を中心としてその二性性相の実体対象として完成されたアダムとエバが一体をなし、子女を生み殖やすことによって、父母の愛(第一対象の愛)、夫婦の愛(第二対象の愛)、子女の愛(第三対象の愛)など、創造本然の三対象の愛を体恤してこそ、三対象目的を完成し、四位基台を完成した存在として、人間創造の目的を完成するようになる。 【現行の訳文】 神を中心としてその二性性相の実体対象として完成されたアダムとエバが一体となり、子女を生み殖やして、父母の愛(第一対象の愛)、夫婦の愛(第二対象の愛)、子女の愛(第三対象の愛)など、創造本然の三対象の愛を体恤することによってのみ、三対象目的を完成し、四位基台を完成した存在として、人間創造の目的を完成するようになる。 336 【韓国語原文】 이러한 사위기대(四位基臺)의 3대상 사랑에 있어서 그 주체적인 사랑이 바로 하나님의 사랑이다. 【原文の直訳】 このような四位基台の三対象の愛において、その主体的な愛が、まさしく神の愛なのである。 【現行の訳文】 337 【韓国語原文】 그러므로 하나님의 사랑은 3대상의 사랑으로 나타나 사위기대 조성을 위한 근본적인 힘이 되는 것이다. 【原文の直訳】 それゆえ、神の愛は三対象の愛として現れ、四位基台造成のための根本的な力となるのである。 【現行の訳文】 338 【韓国語原文】 따라서 사위기대는 하나님의 사랑을 완전히 받아서 그를 체휼할 수 있는 완전한 미의 대상이요, 또 완전한 기쁨의 대상이기 때문에 창조목적을 완성한 선의 근본적인 기대가 된다. 【原文の直訳】 したがって、四位基台は神の愛を完全に受けて、これを体恤できる完全な美の対象であり、また、完全な喜びの対象であるから、創造目的を完成した善の根本的な基台となる。 【現行の訳文】 したがって、四位基台は神の愛を完全に受けて、これを体恤できる完全な美の対象であり、また、完全な喜びの対象であるから、創造目的を完成した善の根本的な基台なのである。
⑵善と悪
339
【韓国語原文】
2.선과 악
【原文の直訳】
⑵善と悪
【現行の訳文】
340
【韓国語原文】
주체(主體)와 대상(對象)이 사랑과 미를 잘 주고 잘 받아 합성일체화함으로 말미암아, 하나님의 제3대상이 되어 사위기대를 조성함으로써 하나님의 창조목적을 성취하는 행위나 그 행위의 결과를 선(善)이라 하고, 사탄을 중심하고 사위기대를 조성함으로써 하나님의 창조목적에 배치(背馳)되는 행위나 그 행위의 결과를 악(惡)이라고 한다.
【原文の直訳】
主体と対象が愛と美を良く授け、良く受けて合性一体化することにより神の第三対象となり、四位基台を造成することによって、神の創造目的を成就する行為とか、その行為の結果を善といい、サタンを中心として四位基台を造成することによって、神の創造目的に反する行為とか、その行為の結果を悪というのである。
【現行の訳文】
主体と対象が愛と美を良く授け、良く受けて合性一体化して神の第三対象となり、四位基台を造成して、神の創造目的を成就する行為とか、その行為の結果を善といい、サタンを中心として四位基台を造成して、神の創造目的に反する目的のための行為をなすこと、または、その行為の結果を悪というのである。
341
【韓国語原文】
예를 들면, 하나님을 중심하고 마음과 몸이 주체와 대상의 입장에서 사랑과 미를 잘 주고 잘 받아 합성일체화하여 개인적인 사위기대를 조성함으로써, 창조목적을 완성한 개성체가 되어 하나님의 제1축복(第一祝福)을 완성하게 될 때, 그 개성체나 또는 그러한 개성체를 이루기 위한 행위를 선이라고 한다.
【原文の直訳】
例を挙げれば、神を中心として心と体が、主体と対象の立場において、愛と美を良く授け良く受けて合性一体化し、個人的な四位基台を造成することによって、創造目的を完成した個性体となり、神の第一祝福を完成するようになるとき、その個性体、または、そのような個性体をつくるための行為を善という。
【現行の訳文】
例を挙げれば、神を中心として心と体が、主体と対象の立場において、愛と美を良く授け良く受けて合性一体化し、個人的な四位基台を造成して、創造目的を完成した個性体となり、神の第一祝福を完成するようになるとき、その個性体、または、そのような個性体をつくるための行為を善という。
342
【韓国語原文】
그리고 하나님을 중심하고 아담과 해와가 주체와 대상의 입장에서 사랑과 미를 잘 주고 잘 받아 부부를 이루고 자녀를 번식하여 가정적인 사위기대를 조성함으로써, 창조목적을 완성한 가정을 이루어 하나님의 제2축복(第二祝福)을 완성하게 될 때, 그 가정이나 또는 그러한 가정을 이루기 위한 행위를 선이라고 한다.
【原文の直訳】
そして、神を中心としてアダムとエバが、主体と対象の立場において、愛と美を良く授け良く受けて夫婦をなし、子女を生み殖やして家庭的な四位基台を造成することによって、創造目的を完成した家庭をつくり、神の第二祝福を完成するようになるとき、その家庭、または、そのような家庭をつくるための行為を善という。
【現行の訳文】
そして、神を中心としてアダムとエバが、主体と対象の立場において、愛と美を良く授け良く受けて夫婦となり、子女を生み殖やして家庭的な四位基台を造成して、創造目的を完成した家庭をつくり、神の第二祝福を完成するようになるとき、その家庭、または、そのような家庭をつくるための行為を善という。
343
【韓国語原文】
또 개성을 완성한 인간이 어떠한 사물을 제2의 자아로서 그 대상의 입장에 세워 놓고 그것과 합성일체화함으로 말미암아, 하나님의 제3대상을 이루어 주관적인 사위기대를 조성함으로써 하나님의 제3축복(第三祝福)을 완성하게 될 때, 그 사물이나 또는 그 사물을 이루기 위한 행위를 선이라고 한다.
【原文の直訳】
また、個性を完成した人間が、ある事物を第二の自我として、その対象の立場に立てておき、それと合性一体化することにより神の第三対象をつくり、主管的な四位基台を造成することによって神の第三祝福を完成するようになるとき、その事物とか、または、その事物をつくるための行為を善という。
【現行の訳文】
また、個性を完成した人間が、ある事物を第二の自我として、その対象の立場に立たしめ、それと合性一体化して神の第三対象をつくり、主管的な四位基台を造成して神の第三祝福を完成するようになるとき、その事物とか、または、その事物をつくるための行為を善という。
344
【韓国語原文】
그리고 사탄을 중심하고 사위기대를 조성함으로써 위와 같은 하나님의 3대 축복과 반대되는 목적을 이루는 행위나 그 행위의 결과를 악이라고 한다.
【原文の直訳】
そして、サタンを中心として四位基台を造成することによって、上記のような神の三大祝福と反対になる目的を成し遂げる行為や、その行為の結果を悪という。
【現行の訳文】
サタンを中心として四位基台を造成することによって上記のような神の三大祝福に反対の目的を成し遂げる行為、または、その行為の結果を悪というのである。
⑶義と不義
345
【韓国語原文】
3.의와 불의
【原文の直訳】
⑶義と不義
【現行の訳文】
346
【韓国語原文】
선의 목적을 이루어 나아가는 과정에 있어서 그 선을 위한 생활적인 요소를 의(義)라고 하며, 악(사탄)의 목적을 이루어 나아가는 과정에 있어서 그 악을 위한 생활적인 요소를 불의(不義)라고 한다.
【原文の直訳】
善の目的を成就していく過程において、その善のための生活的な要素を義といい、悪(サタン)の目的を成就していく過程において、その悪のための生活的な要素を不義という。
【現行の訳文】
善の目的を成就していく過程において、その善の目的に役立つ生活的要素を義といい、悪(サタン)の目的を成就していく過程において、その悪の目的に役立つ生活的要素を不義という。
347
【韓国語原文】
그러므로 선의 목적을 이루기 위하여는 필연적으로 의의 생활을 요하게 되는 것으로서, 의가 선의 목적을 추구하는 이유는 바로 여기에 있는 것이다.
【原文の直訳】
それゆえに、善の目的を成就するためには、必然的に、義の生活を必要とするようになるので、義が善の目的を追求する理由は、すなわちここにある。
【現行の訳文】