【今回のみ言】
 「お母様が責任を果たせなければ、聖和の後3年が経ってからから7年間の審判期間がある」とお父様は言われた。今年から2022年まで。(文亨進二代王様 2015年8月31日)

 

文亨進二代王様によると、文鮮明先生は、「お母様が責任を果たせなければ、聖和の後3年が経ってから7年間の審判期間がある」と語られたそうです。

この「お母様」とは韓鶴子女史のことで、実際に責任を果たすことができなかったため、文鮮明先生の「天宙聖和式」のあとには、3年+7年の10年という摂理期間があることになります。

10年は120ヵ月ですから、「統一原理」の三段階原則によって40ヵ月単位の蘇生期、長成期、完成期に区分することができます。

このような摂理的観点から、教会内外で実際に起きた出来事を見ながら、復帰摂理がどのように展開しているのか探ってみたいと思います。

また、先回同様、この記事を書いているのが120カ月路程の長成期完成級(2019年3月)ですので、完成期については予測記事になることをご了解ください。

文鮮明先生の「天宙聖和式」後の120カ月路程

上の図のように、文鮮明先生の聖和式(2012年9月)からの10年は、新約時代のキリスト王国時代が終ってから第1次世界大戦が終了するまでの1000年(919年~1918年)を、100分の1の期間で蕩減復帰する時代です。

復帰原理の観点からこの10年を区分すると、天地王権分立時代4年、真の母捕虜および帰還時代2年、真の家庭降臨準備時代4年になります。

これを創造原理の観点から見た場合、三段階成長期間の原則により以下のように区分されます。

 蘇生期:2012年9月~2015年12月(40ヵ月)
 長成期:2016年1月~2019年4月(40ヵ月)
 完成期:2019年5月~2022年8月(40ヵ月)

そして、『原理講論』のp77には「四位基台を造成して円形運動をするには、必ず正分合の三段階の作用を経て、三対象目的をつくり、三点を通過しなければならない」とあります。

したがって、120カ月路程を正分合の三段階で神様を中心とする四位基台を造成する期間と考えることもできます。

次に教会内外で起きた主な出来事を、このような120カ月路程で見たときにどのように整理されるのか考えてみましょう。

真の父母様の「天宙完成祝福聖婚式」と「天宙聖和式」

文鮮明先生の「天宙聖和式」が2012年9月15日に行われ、その時から60ヶ月後の2017年9月23日に「天宙完成祝福聖婚式」が行われました。

したがって、この「天宙完成祝福聖婚式」は、120カ月路程のちょうど中間点で行われたわけです。

そして、康賢實真のお母様は、文鮮明先生の「天宙聖和式」から79カ月目の2019年3月6日に聖和され、3月18日に「天宙聖和式」が行われました。

ですから、康賢實真のお母様は、120カ月路程の長成期の最後、つまり長成期完成級で聖和されたことになります。

このことにより、120カ月路程の完成期40ヵ月は、文鮮明真のお父様と康賢實真のお母様が天上において一つになられ、御一緒に天の役事をされる期間になると考えることができます。

以上のような120カ月路程中に起きた真の父母様を中心とする史実を、正分合の三段階で整理してみると次のようになります。

 蘇生期(正):2012年9月~2015年12月(40ヵ月)
  ⇒文鮮明真のお父様が天上でサタン分立路程を歩まれる

 長成期(分):2016年1月~2019年4月(40ヵ月)
  ⇒文鮮明真のお父様と康賢實真のお母様が天と地に分かれて歩まれる

 完成期(合):2019年5月~2022年8月(40ヵ月)
  ⇒真の父母様が御一緒に天上にて歩まれる ※予測

朝鮮半島と日本の関係に見る正分合

朝鮮半島と日本の動向も「天宙聖和式」後の120カ月路程とリンクしていて、正・分・合の三段階で動いていると考えられます。

まず、「天宙聖和式」の40ヶ月後の2015年12月28日、日本と韓国において慰安婦問題が最終的かつ不可逆的に解決されました。(正)

そして、次の長成期40ヵ月(2016年1月~2019年4月)は、ご存知のとおり、日本と朝鮮半島は激しく対立しています。(分)

北朝鮮は、2016年9月に過去最大の核実験を行い、2017年末まで何度もミサイル発射実験を行い、日米と対立し、アメリカと軍事衝突寸前にまで至りました。

また、韓国では、2017年5月10日、親北と言われる文在寅氏が大統領に就任し、日本とは距離を置く政策をとり、2019年3月現在、日韓関係は過去最悪と言われています。

その次の完成期40ヵ月(2019年5月~2022年8月)については予測になりますが、日本では平成の時代が80ヶ月目で終了し、81カ月目から元号が変わり、新しい時代になります。

朝鮮半島では、おそらく北主導で朝鮮半島が統一され、一国二制度の「高麗民主連邦共和国」(仮称)となったのち、日本との国交が正常化されると予想されます。(合)

そのとき朝鮮半島は、現在の北朝鮮主導者は表舞台から去り、より民主化された政治体制となっているはずです。

その後、環日本海地域を中心に、アメリカ、ロシア、中国を巻き込んだ巨大な経済圏が構築されていくでしょう。

ちなみにですが、「天宙完成祝福聖婚式」が行われた2017年9月23日とほぼ同時期、つまり「天宙聖和式」の60カ月後、日本の天皇、皇后両陛下は、埼玉県日高市の高麗神社を参拝されています。

この高麗神社は、高句麗王族と言われる高麗若光を祀る神社で、入口付近の敷地には、2005年10月23日に在日本大韓民国民団(民団)から寄贈された花崗岩製の将軍標があります。

天皇陛下が高麗神社を参拝されたのは歴代初のことで、参拝された時期を合わせて考えると、完成期40ヵ月に実現する日本と朝鮮半島の一体化を象徴する出来事とも考えることができます。

以上のような120カ月路程中に日本と朝鮮半島で起きた事実を、正分合の三段階で整理してみると次のようになります。

 蘇生期(正):2012年9月~2015年12月(40ヵ月)
  ⇒日韓慰安婦問題が最終的かつ不可逆的に解決

 長成期(分):2016年1月~2019年4月(40ヵ月)
  ⇒日本と朝鮮半島が軍事的、外交的に対立

 完成期(合):2019年5月~2022年8月(40ヵ月)
  ⇒日本と統一朝鮮を中心とする環日本海経済圏構想のスタート ※予測

平成時代の終わりと日本の新しい時代

平成の時代は「天宙聖和式」後80カ月目で終焉を迎え、完成期の40ヵ月が始まると同時に、日本では新しい時代が始まります。

上述したように、「天宙聖和式」後の10年は、919年のフランク王国の東西分裂から第1次世界大戦が終る1918年までの1000年間を100分の1の期間で蕩減復帰する路程です。

この1000年を三段階で区切ってみると、919年から1250~60年ごろまでが蘇生期、1580~90年ごろまでが長成期、そこから1918年までが完成期になります。

平成の時代が終わって新しい時代が始まる2019年4月から5月を成約時代の摂理的同時性から見ると、西暦1580年から1600年の時期に該当します。

この時期に日本ではどのようなことが起きたのかを調べてみると、次のような史実があります。

 1582年 織田信長、本能寺にて死去
 1590年 豊臣秀吉、北条氏政・氏直を破り天下を統一
 1600年 関が原の戦い
 1603年 徳川家康、征夷大将軍任命

このように、混乱の戦国時代が終焉して太平の江戸時代を始まる、その転換期だったことが分かります。

現在の日本を取り巻く国際情勢はまさに戦国時代のようですが、平成の時代が終焉することをもってこの状況は解消され、江戸時代のような天下泰平の時代に移行すると考えることもできるのではないでしょうか。

完成期40ヵ月(2019年5月~2022年8月)の未来予測:日朝新時代の到来!?

120カ月路程の完成期は、新約時代でいえば再臨のメシヤを迎える前の約300年間に該当する時期です。

したがって、その後半になると、再臨主降臨の直前に起きた状況が再現すると考えられます。

新約時代に起きたそれらの主な現象を挙げてみると、次のようになります。

①北朝鮮の平壌は東洋のエルサレムと呼ばれるほどキリスト教布教の中心地だった。
②日本で内村鑑三を中心に再臨運動が起きた。(1917~19年)
③日本から資本・技術が朝鮮半島に投入された。

つまり、この完成期2019年5月~2022年8月には、内的には、日本と北朝鮮で再臨運動が展開し、外的には、日本から朝鮮半島への資本・技術の投資が盛んになる、ということになります。

現在の国際情勢や日本国内の状況を見ると、なかなかイメージできないですが、キリスト教福音派の牧師たちが日本について以下のような預言をしていることも注目に値します。

「4人の預言者による日本に対する預言」マレーシア 2013年5月13日
https://www.youtube.com/watch?time_continue=7&v=7beACROvad4

ビル・ジョンソン師 インパーテーションと日本への預言 台湾 2014年2月6日
https://www.youtube.com/watch?v=Ok3KboOspNk

シンディー・ジェイコブス師による日本に対する預言 アメリカ 2017年9月9日
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=hlTjeiGjklU

いずれにしても、完成期40ヵ月(2019年5月~2022年8月)は、朝鮮半島と日本を中心に復帰摂理が大きく進展し、神様のみ旨が成就される大きなチャンスの時を迎える、その準備が着々と進むのではないかと考えられます。

 

【追記】

文鮮明先生の聖和から80カ月目に「平成」の時代が終わり、81カ月目から「令和」の時代が始まりました。

これは、聖和からの120ヶ月路程(~2022年8月)の長成期完成級から完成期蘇生級に移行する時期です。

そして、『原理講論』の594ページには、次のような記述があります。

韓国民族が苦悶しつつ待ち望んできた義の王、正道令(神の正しいみ言をもってこられる方という意味)は、すなわち韓国に再臨されるイエスに対する韓国式の名称であった。(『原理講論』p594)

このことから、「令和」という年号は、メシヤを中心として和合する時代が来たことを意味していると考えることができます。

まとめ

 

【「天宙聖和式」後の120カ月路程】

①蘇生期(正):2012年9月~2015年12月(40ヵ月)
⇒文鮮明真のお父様が天上でサタン分立路程を歩まれる
⇒2015年12月28日、日韓慰安婦問題が最終的かつ不可逆的に解決

②長成期(分):2016年1月~2019年4月(40ヵ月)
⇒文鮮明真のお父様と康賢實真のお母様が天と地に分かれて歩まれる
⇒日本と朝鮮半島が軍事的、外交的に対立
⇒平成時代の終焉

③完成期(合):2019年5月~2022年8月(40ヵ月)※予測
⇒真の父母様が御一緒に天上にて歩まれる
⇒日本と朝鮮半島にてキリスト教復興
⇒日本と統一朝鮮を中心とする環日本海経済圏構想のスタート

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