ミツバチを見て反省しました

ミツバチの巣箱に太陽の光か当たると、
当然、ミツバチの巣箱は温まってきます。

ここのところ気温が高い日が
続きましたが、

気温が高い状態で、
巣箱に太陽の光が当たると、
当然巣箱の温度は上昇するわけです。
当然巣箱の中は、もっと上昇します。

 

温度を測ってないので、
何度なのかわからないですが、

外が30度なら、
中は30度より低いということは
ないでしょう。

こうなるとミツバチはどんな行動をするのか、
知らない人が多いと思います。

なんと、

驚いたことにミツバチは
巣箱の入り口に並んで、
羽を羽ばたいて、巣箱の中に風を入れようとします。

ミツバチ自身が扇風機と化するわけです。

小さな羽で、
ブーンブーンとやって
どのくらい風が起こせるのでしょう?

あるいは、
どのくらい涼しくなるというのでしょう?

 

とにかく、こうやって、
暑くなった巣箱の中の
温度調整をするというのです。

自分の家が暑くなったら、
入口で羽を羽ばたいて風を送り、
家の温度を下げようというのです。

自分に付いてる羽を羽ばたけば、
風を起こすことが出来て、

その風を部屋に入れたら、
部屋の温度を下げることが出来る。
ということを知って行動している。

このことが驚愕です。

 

ミツバチの一群の中で、
各ミツバチたちが、
自分の役割が何であるのか、
わかって行動しているように
見えました。

この行動は、
人間社会以上かもしれないと思いました。

会社で業務を進めていく場合、
チーム活動が主流になりますが、
ミツバチの社会は最高のチーム活動をおこなっている、
生きた教科書になるなと思いました。

頭が下がります。

 

ps

ミツバチ扇風機を見て、
日中暑くなる物件を反省し、
すだれを巣箱に取り付けました。

 

 

一旦これ以降は、
ミツバチ扇風機を目撃しなくなりました。

養蜂は大家さん業みたいな感じです。

 

■記事作者:埼玉県在住 Y・H

 

当ブログ管理者コメント

ミツバチの天敵はオオスズメバチですが、
その天敵を撃退する方法が「熱殺蜂球」。

youtubeでその場面を見ましたが、
スズメバチが黒こげとまではいかなくても、
から揚げ状態になってましたね。

この方法ができるのは日本ミツバチ(東洋ミツバチ)だけで、
スズメバチがいない環境に生息する西洋ミツバチにはできないんだとか。

働き蜂の寿命は1ヵ月くらいで短いので、
本能的なものなんでしょうか?

 

玉川大学の研究によると、

①蜂球に参加したミツバチは蜂球内の高温により著しく短命化する
②短命化したミツバチが以降の蜂球形成の機会に蜂球の中心付近に集まりやすくなる

ということが分かっているそうです。

※詳しくはこちら
https://www.tamagawa.jp/graduate/news/detail_14741.html

 

ミツバチたちからいろんなことが
学ぶことができそうですね。

 

UPMC(「統一原理」マスタークラブ)
中村仁史

Print Friendly, PDF & Email