今回は、実際にミツバチの世話をしているY・Hさんに
養蜂を始めるようになったきっかけや経緯について
まとめてもらいました。
ミツバチの巣箱との出会い
2019年の6月のことです。
仕事で派遣先に自転車で行く途中で、
ある家の脇に、木箱が4~5段に積み上げてあるものが
5~6本並んでいるものを見ました。
埼玉に今までずっと住んで来ましたが、
こんなのを見るのは初めてでした。
「いったいこれは何だろう?」
としばらく考えていました。
するとある時、
「もしかしたらミツバチかもしれない」
という思いが湧いてきました。
それでネットで調べたら、
やはりその通りで、私が見た木箱の塔は、
ミツバチの巣箱であることがわかりました。
こんな木箱でできる養蜂があるんだ
と思い、驚きました。
養蜂家のはなし
9月に入り、箱に気づいてから数か月経ちました。
いつもと同じようにそこを通りかかると、
人がいたので聞いてみました。
するとこの方が養蜂をやっている正にその人でした。
趣味で養蜂をしているということでした。
それでどのくらいハチミツが取れるのか尋ねると
1年に9升とれるのだとか。
1升が約1.8Lだから、大体16Lです。
これが多いのか少ないのか分からないですが、
こんな環境でハチミツが取れるということが驚きでした。
自分の実家の方がもっと田舎なので、
実家でもできるかもしれないと思いました。
神様はなぜ養蜂をお見せになったのか?
いろんな事情があって
岩槻まで自転車で行くようになり、
そのおかげでミツバチの巣箱を見るようになりました。
そのため、
「なぜ神様は私に養蜂をお見せになったのか?」
これが2019年のテーマの一つになったわけです。
それで、いろいろと考えていると
養蜂に関する神様のメッセージと思えるようなことがありました。
それは以下のようなものでした。
①埼玉県坂戸市の町おこし
この巣箱の目撃を両親に話したところ、
坂戸では「町おこしにミツバチを」と
市長が呼び掛けていることを聞きました。
②養蜂に関する思い出
私が幼いころ両親にドライブで
どこかへ連れて行ってもらった時、
大きな川の土手いっぱいに菜の花が
咲いているのを見ることが何度もあり、
その花を見る度に父が
「ミツバチをやっている人は、
花を求めて、全国を回っているらしい。
この花は、ミツバチをやっている人が
蒔いたのかもしれない。」
と言っていたことを記憶しています。
③妻の誕生日に両親がショートケーキ
妻の誕生日に両親がショートケーキを
家族の人数分買って来てくれました。
私はあいにく誕生会には出席できませんでしたが、
数種類あったショートケーキのうち
1つだけ私のために残ったケーキは、
なんと上にミツバチの巣に見える飾りがのっていました。
特にこの③のショートケーキを見せられた時、
この日が55回目の祈祷条件の40日目だったので、
神様が「養蜂をやってみなさい。」
とおっしゃっているサインだと思いました。
『原理講論』の訓読会で定州の話題
月に一度、韓国語で『原理講論』を
訓読する集まりがあるのですが、
そこでアボジのお生まれになった
定州の重要性を確認したことがありました。
アボジのお父さんが家業で養蜂をなさっていたことと
自分が出会った養蜂の情報とを確認し、
今、定州に行けない我々でも、
定州を思って行動することはできるので、
そのためにも養蜂をすることは必須事項ではないか
と考えるようになったのです。
養蜂をするには何をどうするのか?
実際に養蜂をするにはどうするのかを調べていくと、
二ホンミツバチの養蜂が、セイヨウミツバチより
コストも巣箱を準備するくらいしかかからないそうです。
ニホンミツバチなら週末養蜂で対応できることが分かったので、
そのやり方で養蜂をやってみることにしたわけです。
以上が養蜂を始めるようになったきっかけと経緯です。
■記事作成:埼玉県在住 Y・H