夏前にダニ対策をしました

6/28にミツバチのダニ対策をおこないました。

ミツバチには寄生するダニがいて、
これに寄生されると、ミツバチの活動が著しく低下します。

最悪の場合、一群が全滅する可能性があります。

寄生されると飛べなくなるミツバチが出てきます。
幸いまだ飛べないミツバチは観察していません。

アカリンダニやヘギイタダニがそれで、
顕微鏡で見ないとわからないくらいの大きさのものもいます。

情報を調べて行くと、
ダニがいない群れはないようです。

殺虫剤みたいなものはない中で、
メントールがダニの活動を低下させるという情報がありました。

 

メントールを購入してみると、
粒々の状態ですが、これをそのまま皿に入れて設置すると、
ミツバチが嫌がって、口で咥えて巣箱の外に捨ててしまうそうです。

そのため溶かして一枚のメントール板にして
巣箱の天井に設置しました。
まずは5gから。

 

ダニ対策は通年しなくてはならない課題です。

秋口からダニはより活発に活動するそうなので、
夏を迎える今から対策してみます。

 

巣箱を出入りするミツバチたちの様子

こちらはニホンミツバチです。

 

こちらは西洋ミツバチです。

 

■記事作成:埼玉県在住 Y・H

思わず息を呑む生後21日間のミツバチの姿

こちらの動画は5分くらいの短いものですが、
ミツバチに寄生するダニについて説明されています。

思わず息を呑む生後21日間のミツバチの姿

※再生ボタンを押しても再生されない場合
次の動画が自動再生されるまで十数秒待ち、
その後、戻るボタンを押すと元の画面になるので、
もう一度、再生ボタンを押してみてください。

 

上の記事にも出てきた「ヘギイタダニ」が
アメリカの養蜂でも問題になっているんですね。

これがミツバチに寄生すると、
ミツバチの免疫組織がうまく機能しなくるそうです。

人間にとってのエイズウイルスのようなかんじですね。

また、この動画の中では、
ミツバチが成虫になるまでの21日間の様子が
コンパクトにまとめられていますので、
ご覧になってみてください。

成長期間が21日間というのも原理的ですね。w

 

UPMC(「統一原理」マスタークラブ)
中村仁史

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