1年間、小規模ながら養蜂をやってみて
いろいろな気づきや感じたことがありました。
今回は、そのうちの一つをご紹介します。

文鮮明先生の実家はなぜ養蜂をされたのか?

ミツバチたちの生態を詳しく観察してみると、
ミツバチの生態自体がメシヤの使命を表現しているように思います。

①雄蜂の存在は真の種を象徴

終わりの日に、万民がミツバチを通して
種の大切さを学ぶという天の意図があるように思います。

「統一原理」を学んだ後に養蜂を手がけたとすれば、
このことに気がつく可能性大です。

例えば、雄蜂は染色体が半分しかなく、
雄蜂の役目は、分蜂の時、他の群れの女王蜂と
交尾するためだけに存在します。

分蜂を迎えるその日まで、
雄蜂は巣の中で何もしません。

エサは、働き蜂に運んでもらうのです。

染色体が半分であること自体が、
種であるという象徴的な現れであり、
メシヤは真の種を持って来る方である、
というみ言に通ずるところがありますね。

②女王蜂は真の母を象徴

真の父が女性代表を生み変えて真の母とし真の種を宿す、
この原理がミツバチの生態そのものです。

女王蜂を通して生み出された働き蜂はすべてメスで、
真の母の胎中で生み変えられるべき全世界の女性を象徴しています。

蜂群の逃居、消滅は、真の母が使命を果たせない場合、
消えてしまうことを象徴していますね。

新しい分蜂は、別の女性を立ててでも
神が摂理を延長、継続されることを現しているようです。

③文鮮明先生はミツバチを通して原理を発見された?

文鮮明先生の自叙伝にはこのような記述があります。

 父は数百筒もの養蜂を手がけていました。大きな蜂筒に蜂の巣の基礎になる原板の巣礎を折り目細かくはめ込んでおくと、そこにミツバチが花の蜜を運んできて、蜜ろうを分泌し、巣を作って蜜を貯蔵します。好奇心旺盛だった私は、ミツバチが巣を作る様子を見ようと蜂筒の真ん中に顔を押し込んで刺されてしまい、顔が輓臼の下に敷く筵(むしろ)みたいに腫はれ上がったことがあります。
 蜂筒の原板をこっそり引き抜いて隠し、きつく叱しかられたこともありました。ミツバチが巣を作り終えると、父は原板を集めて何層にも積んでおくのですが、その原板にはミツバチが分泌した蜜ろうが付いていて、油の代わりに火を付けることもできました。ところが、私はその高価な原板をカランコロンとひっくり返しては、石油がなくて火を灯せない家々に、蝋燭に使ってくださいと分け与えたのです。(『平和を愛する世界人として』p25~)

 

これを読むと、文鮮明先生は、
ミツバチの生態についてかなりお詳しいのではないかと思われます。

また、次のようなみ言もあります。

 先生は「統一原理」の80パーセント以上を自然から学びました。ですから、自然から学ぼうというのです。(マルスム選集278-117 1996.5.1)

 

自然を通して「統一原理」の大部分を発見されたとすれば、
その中にミツバチも入っている可能性が大いににありますね。

ただ、養蜂に関するみ言は、
ご実家で養蜂をなさっていたという事実関係のみ言と、
おしりを取っても蜜を吸い続けるミツバチのみ言のみで、
ミツバチと種に関するみ言は語られていないようです。

これは、信徒たちが養蜂を手がけることで
自ら悟るように残しておいてくださったのかもしれません。

最近のミツバチたち~真冬でも元気に採蜜~

数は減りましたが、
巣は今も健在です♪

 

真冬でも、晴れの日は、
このように活発に採蜜してます。

 

■レポート作成:埼玉県在住 Y・H

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