■記事構成について
原文を文章ごとに分け、それぞれの文章を【韓国語原文】、【原文の直訳】、【現行の訳文】の3つに分けて記載しています。
【原文の直訳】と【現行の訳文】が一致しており、変更箇所がない場合、【現行の訳文】のところは空欄になっています。
■み言の引用について
『原理講論』の引用文は、2014年5月30日、光言社発行の第五版第一刷から引用したものです。また、聖句の引用は、日本聖書協会発行の『口語訳聖書』からの引用です。
『口語訳聖書』は原語(旧約聖書はヘブライ語、新約聖書はギリシャ語)から翻訳し、欧米の各言語(特に英語)を参考として訳されているため、『口語訳聖書』からの引用箇所は、韓国語の聖句の直訳になっていないことに留意してください。
■韓国語辞書について
翻訳するさいに基準としている韓国語辞書は、小学館の『韓日辞典』(旧『朝鮮語辞典』)です。『韓日辞典』にない場合は、こちらのNAVER「국어사전(国語辞典)」を使います。
⇒https://ko.dict.naver.com/#/main
■本文‐人類歴史の終末論 第三節 終末
121
【韓国語原文】
제 3 절 말 세
【原文の直訳】
第三節 末世
【現行の訳文】
第三節 終末
(一)終末の意義
122
【韓国語原文】
Ⅰ.말세의 의의
【原文の直訳】
(一)末世の意義
【現行の訳文】
(一)終末の意義
123
【韓国語原文】
하나님이 인간 조상(祖上)에게 허락하셨던 3대 축복(三大祝福)은 그들의 범죄로 말미암아 하나님을 중심하고 이루어지지 않고, 사탄을 중심하고 비원리적(非原理的)으로 이루어졌다는 사실을 우리는 이미 위에서 논술하였다.
【原文の直訳】
神が、人間の祖先に許された三大祝福は、彼らの犯罪によって、神を中心として成し遂げられず、サタンを中心として非原理的に成し遂げられたという事実を我々は既に前で論述した。
【現行の訳文】
神が、人間始祖に与えられた三大祝福は、人間始祖の犯罪によって、神を中心としては成就されず、サタンを中心として非原理的に成就されたのだということを、我々は既に述べた。
124
【韓国語原文】
그런데 악으로 시작된 인류역사는 실상 하나님의 복귀섭리역사(復歸攝理歷史)이기 때문에, 사탄주권의 죄악세계(罪惡世界)는 메시아의 강림(降臨)을 전환점으로 하여 하나님을 중심하고 3대 축복(三大祝福)을 이룬 선주권(善主權)의 세계로 바꾸어지게 되는 것이다.
【原文の直訳】
ところが、悪によって始まった人類歴史は、実際、神の復帰摂理歴史であるがゆえに、サタン主権の罪悪世界はメシアの降臨を転換点として、神を中心として三大祝福を成し遂げた善主権の世界に変わるようになるのである。
【現行の訳文】
ところが、悪によって始められた人類歴史は、事実上、神の復帰摂理歴史であるがゆえに、サタン主権の罪悪世界はメシヤの降臨を転換点として、神を中心として三大祝福が成就される善主権の世界に変えられるようになるのである。
125
【韓国語原文】
이처럼 사탄주권의 죄악세계가 하나님주권의 창조이상세계(創造理想世界)에로 교체되는 시대를 말세(末世)라고 한다.
【原文の直訳】
このように、サタン主権の罪悪世界が、神主権の創造理想世界へと入れ替わる時代を末世という。
【現行の訳文】
このように、サタン主権の罪悪世界が、神主権の創造理想世界に転換される時代を終末(末世)という。
126
【韓国語原文】
따라서 말세는 지상지옥이 지상천국으로 바꾸어지는 때를 이르는 것이다.
【原文の直訳】
したがって末世は、地上地獄が地上天国に変わる時代をいうのである。
【現行の訳文】
したがって終末とは、地上地獄が地上天国に変わるときをいうのである。
127
【韓国語原文】
그러므로 이때는 지금까지 기독교 신도들이 믿어 온 대로의 천변지이(天變地異)가 일어나는 공포의 때가 아니고, 창세 이후 유구한 역사노정을 통하여 인류가 유일한 소망으로 바라고 나왔던 기쁨의 한 날이 실현되는 때인 것이다.
【原文の直訳】
それゆえにこの時代は、今までキリスト教信徒たちが信じてきたような天変地異が起こる恐怖の時代ではなく、創世以後、悠久なる歴史路程を通して、人類が唯一の希望として願ってきた喜びの一日が実現される時代なのである。
【現行の訳文】
それゆえにこのときは、今までキリスト教信徒たちが信じてきたように、天変地異が起こる恐怖の時代ではなく、創世以後、悠久なる歴史路程を通して、人類が唯一の希望としてこいねがってきた喜びの日が実現されるときなのである。
128
【韓国語原文】
상세한 것은 후편 제1장으로 미루거니와, 하나님은 인간이 타락한 이래 죄악세계를 청산하고 창조본연(創造本然)의 선의 세계를 복귀하시려는 섭리를 여러 차례 하셨다.
【原文の直訳】
詳しいことは、後編第一章に持ち越すが、神は人間が堕落して以来、罪悪世界を清算して創造本然の善の世界を復帰しようとする摂理を幾度もされた。
【現行の訳文】
詳しくは、後編第一章に譲ることにするが、神は人間の堕落以来、罪悪世界を清算して創造本然の善の世界を復帰するための摂理を、幾度もしてこられたのであった。
129
【韓国語原文】
그러나 그때마다 인간이 그 책임분담(責任分擔)을 완수하지 못하여 그 뜻이 이루어지지 않곤 하였기 때문에, 결과적으로 말세가 여러 번 있었던 것 같은 사실을 우리는 성서를 통하여 알 수 있는 것이다.
【原文の直訳】
しかしその度に人間はその責任分担を完遂し得ず、そのみ旨が成し遂げられなかったので、結果的に、末世が幾度もあったかのような事実を、我々は聖書を通して知ることができるのである。
【現行の訳文】
しかしその度ごとに人間はその責任分担を完遂し得ず、その目的が成就されなかったので、結果的には、終末が幾度もあったかのように記されている事実を、我々は聖書を通して知ることができるのである。
(1)ノアの時も終末であった
130
【韓国語原文】
1.노아 때도 말세였다
【原文の直訳】
(1)ノアの時代も末世であった
【現行の訳文】
(1)ノアの時も終末であった
131
【韓国語原文】
창세기 6장 13절의 기록을 보면, 노아 때도 말세였기 때문에 끝날이 내 앞에 이르렀으니 내가 그들을 땅과 함께 멸하리라고 말씀하셨다.
【原文の直訳】
創世記六章13節の記録を見れば、ノアのときも末世であったから、「わたしは、すべての人を絶やそうと決心した。彼らは地を暴虐で満たしたから、わたしは彼らを地とともに滅ぼそう」と言われた。
【現行の訳文】
創世記六章13節の記録を見れば、ノアのときも終末であったから、「わたしは、すべての人を絶やそうと決心した。彼らは地を暴虐で満たしたから、わたしは彼らを地とともに滅ぼそう」と言われたのである。
132
【韓国語原文】
그러면 어찌하여 노아 때가 말세였던가? 하나님은 인간 시조가 타락함으로써 시작된 사탄을 중심한 타락세계를 1600년의 죄악사(罪惡史)를 일기로 하여 홍수심판(洪水審判)으로 멸하시고, 하나님만을 신봉(信奉)하는 노아가정을 세우심으로써 그 믿음의 터 위에 하나님 주권의 이상세계를 복귀하려 하셨던 것이다.
【原文の直訳】
それではどうしてノアの時代が末世であったのか。神は、人間始祖が堕落することによって始まったサタンを中心とする堕落世界を、一六〇〇年の罪悪史を一期として、洪水審判で滅ぼし、神のみを信奉するノア家庭を立てることにより、その信仰の土台の上に、神主権の理想世界を復帰なさろうとしたのであった。
【現行の訳文】
それではどうしてノアのときが終末であったのか。神は、人間始祖が堕落したために始まったサタンを中心とする堕落世界を、一六〇〇年の罪悪史を一期として、洪水審判をもって滅ぼし、神のみを信奉するノア家庭を立てることにより、その信仰の基台の上に、神主権の理想世界を、復帰なさろうとしたのであった。
133
【韓国語原文】
따라서 노아 때가 말세였던 것이다(후편 제1장 제2절 참조).
【原文の直訳】
したがって、ノアの時代が末世であったのである(後編第三章第二節参照)。
【現行の訳文】
したがって、ノアのときは終末であったのである(後編第三章第二節参照)。
134
【韓国語原文】
그러나 노아의 둘째 아들 함의 타락행위로 인하여 그들이 인간책임분담(人間責任分擔)을 완수하지 못하였기 때문에, 이 뜻은 이루어지지 않았다(창 9 : 22).
【原文の直訳】
しかし、ノアの次男ハムの堕落行為によって、彼らが人間の責任分担を完遂できなかったために、このみ旨は成し遂げられなかった(創九・22)。
【現行の訳文】
しかし、ノアの次男ハムの堕落行為によって、彼が人間の責任分担を完遂できなかったために、この目的は達せられなかったのである(創九・22)。
(2)イエスの時も終末であった
135
【韓国語原文】
2.예수님 때도 말세였다
【原文の直訳】
(2)イエス様の時代も末世であった
【現行の訳文】
(2)イエスの時も終末であった
136
【韓国語原文】
복귀섭리(復歸攝理)의 목적을 이루시려는 뜻에 대한 하나님의 예정은 절대적이어서 변할 수 없기 때문에(전편 제6장), 노아를 중심한 복귀섭리는 이루어지지 않았으나, 하나님은 다시 다른 선지자(先知者)들을 부르시어 믿음의 터를 닦으시고, 그 터 위에 예수님을 보내심으로써 사탄을 중심한 죄악의 세계를 멸하시고 하나님을 중심한 이상세계(理想世界)를 복귀하려 하셨다.
【原文の直訳】
復帰摂理の目的を成し遂げようとするみ旨に対する神の予定は、絶対的であるがゆえに変わることができないため(前編第六章)、ノアを中心とする復帰摂理は成し遂げられなかったが、神は再び他の預言者を呼んで信仰の土台を築き、その土台の上にイエス様を送ることにより、サタンを中心とする罪悪の世界を滅ぼして、神を中心とする理想世界を復帰なさろうとした。
【現行の訳文】
復帰摂理の目的を完遂なさろうとする、そのみ旨に対する神の予定は、絶対的であるがゆえに変えることができないから(前編第六章)、ノアを中心とする復帰の摂理は成就されなかったのであるが、神は再び他の預言者を遣わして、信仰の基台を築いて、その基台の上にイエスを送ることにより、サタンを中心とする罪悪の世界を滅ぼして、神を中心とする理想世界を復帰なさろうとしたのであった。
137
【韓国語原文】
따라서 예수님 때도 말세(末世)였던 것이다.
【原文の直訳】
したがって、イエス様の時代も末世であったのである。
【現行の訳文】
したがって、イエスのときも終末であったのである。
138
【韓国語原文】
그러기에 예수님은 스스로 심판주(審判主)로 오셨다고 말씀하셨고(요 5 : 22), 그때도 교만한 자와 악을 행하는 자는 다 초개같을 것이라 그 이르는 날이 그들을 살라 그 뿌리와 가지를 남기지 아니할 것(말 4 : 1)이라고 예언되어 있었던 것이다.
【原文の直訳】
それゆえにイエス様は自ら審判主として来られたと言われたのであり(ヨハネ五・22)、そのときも、「高ぶる者と、悪を行う者とは、わらのようになる。その来る日は、彼らを焼き尽して、根も枝も残さない」(マラキ四・1)と預言されていたのであった。
【現行の訳文】
それゆえにイエスは自ら審判主として来られたと言われたのであり(ヨハネ五・22)、そのときもまた、「万軍の主は言われる、見よ、炉のように燃える日が来る。その時すべて高ぶる者と、悪を行う者とは、わらのようになる。その来る日は、彼らを焼き尽して、根も枝も残さない」(マラキ四・1)と預言されていたのであった。
139
【韓国語原文】
예수님은 이와 같이 창조이상세계(創造理想世界)를 복귀하려고 오셨던 것이었으나, 유대인들이 그를 불신함으로써 인간책임분담(人間責任分擔)을 완수하지 못하였기 때문에, 이 뜻도 이루어지지 않고 재림(再臨) 때에로 다시 연장되었다.
【原文の直訳】
イエス様は、このように創造理想世界を復帰しようとして来られたのであるが、ユダヤ人たちが彼を不信することによって、人間の責任分担を完遂し得なかったので、このみ旨も成し遂げられず、再臨の時代へと再び延長された。
【現行の訳文】
イエスはこのように、創造理想世界を復帰なさろうとして来られたのであるが、ユダヤ人たちが彼を信ぜず、人間の責任分担を完遂し得なかったので、この目的も達せられず、再臨のときまで再び延長されたのである。
(3)イエスの再臨のときも終末である
140
【韓国語原文】
3.예수님의 재림 때도 말세다
【原文の直訳】
(3)イエス様の再臨の時代も末世である
【現行の訳文】
(3)イエスの再臨のときも終末である
141
【韓国語原文】
유대민족의 불신을 당하게 된 예수님은 십자가(十字架)에 못박혀 돌아가심으로써 영적인 구원만을 이루셨던 것이다.
【原文の直訳】
ユダヤ民族の不信を被るようになったイエス様は、十字架に打ちつけられて亡くなることにより、霊的な救いのみを成し遂げられたのである。
【現行の訳文】
ユダヤ民族の不信に出会ったイエスは、十字架につけられて亡くなることにより、霊的救いのみを成就されるようになったのである。
142
【韓国語原文】
따라서 예수님은 재림하신 후에야 영육(靈肉) 아울러 구원섭리(救援攝理)의 목적을 완수하여(전편 제4장 제1절 Ⅳ) 지상천국을 복귀하시게 되기 때문에 예수님의 재림 때도 또한 말세인 것이다.
【原文の直訳】
したがってイエス様は、再臨されたのちにこそ、霊肉合わせて救援摂理の目的を完遂し(前編第四章第一節(四))、地上天国を復帰されるようになるので、イエス様の再臨の時代もまた末世である。
【現行の訳文】
したがってイエスは、再臨して初めて、霊肉合わせて、救いの摂理の目的を完遂され(前編第四章第一節(四))、地上天国を復帰するようになるので、イエスの再臨のときもまた終末である。
143
【韓国語原文】
그러기에 예수님은 노아의 때에 된 것과 같이 인자의 때(재림 때)에도 그러하리라(눅 17 : 26)고 말씀하셨고, 그가 재림하실 때도 말세가 되어 천변지이(天變地異)가 일어날 것으로 말씀하셨던 것이다(마 24 : 29).
【原文の直訳】
ゆえにイエス様は、「ノアの時にあったように、人の子の時にも同様なことが起こるであろう」(ルカ一七・26)と言われたのであり、彼が再臨なさる時代も末世となり、天変地異が起こると語られたのである(マタイ二四・29)。
【現行の訳文】
ゆえにイエスは、「ノアの時にあったように、人の子の時にも同様なことが起こるであろう」(ルカ一七・26)と言われたのであり、また御自身が再臨なさるときも、終末となり、天変地異が起こるであろうと預言されたのであった(マタイ二四・29)。
(二)終末の徴候に関する聖句
144
【韓国語原文】
Ⅱ.말세의 징조에 관한 성구
【原文の直訳】
(二)末世の徴候に関する聖句
【現行の訳文】
(二)終末の徴候に関する聖句
145
【韓国語原文】
이미 위에서 논한 바대로, 많은 기독교 신도들이 성서에 기록되어 있는 문자 그대로 말세(末世)에는 천변지이가 일어나며, 인간사회에도 현대인으로서는 상상조차 할 수 없는 변이(變異)가 생길 것으로 알고 있다.
【原文の直訳】
既に上で論じたように、多くのキリスト教信徒たちは、聖書に記録されている文字どおりに、末世には天変地異が起こり、人間社会にも、現代人としては想像さえできない異変が起こると解釈している。
【現行の訳文】
既に上述したように、多くのキリスト教信徒たちは、聖書に記録されている文字どおりに、終末には天変地異が起こり、人間社会においても、現代人としては想像することもできない異変が起こるであろうと信じている。
146
【韓国語原文】
그러나 인류역사가 하나님의 창조본연(創造本然)의 세계를 복귀해 가는 섭리역사라는 것을 이해한다면, 성서에 기록되어 있는 말세의 징조는 실제에 있어서 그 문자대로 나타나지는 않는다는 것을 알 수 있을 것이다.
【原文の直訳】
しかし、人類歴史が、神の創造本然の世界を復帰していく摂理歴史であるということを理解するならば、聖書に記録されている末世の徴候が、実際においてその文字どおりに現れるのではないことを知ることができるのである。
【現行の訳文】
しかし、人類歴史が、神の創造本然の世界を復帰していく摂理歴史であるということを理解するならば、聖書に記録されている終末の徴候が、そのまま実際に、文字どおりに現れるのではないということを知ることができるのである。
147
【韓国語原文】
그렇다면 말세에 관한 성서의 모든 기록은 각각 무엇을 상징한 것인가를 알아보기로 하자.
【原文の直訳】
そうだとすれば、末世に関する聖書のあらゆる記録は、各々何を象徴したものなのかを調べてみることにしよう。
【現行の訳文】
それでは、終末に関するすべての記録は、各々何を象徴したのであろうかということに関して、調べてみることにしよう。
(1)天と地を滅ぼして新しい天と新しい地をつくられる
148
【韓国語原文】
1.하늘과 땅을 멸하고(벧후 3 : 12, 창 6 : 13) 새 하늘과 새 땅을 이루심(계 21 : 1, 벧후 3 : 13, 사 66 : 22)
【原文の直訳】
(1)天と地を滅ぼして(ペテロⅡ三・12、創六・13)新しい天と新しい地をつくられる(黙二一・1、ペテロⅡ三・13、イザヤ六六・22)
【現行の訳文】
149
【韓国語原文】
창세기 6장 13절을 보면 노아 때도 말세가 되어 땅을 멸한다고 하셨지만, 사실상 멸하지는 않으셨다.
【原文の直訳】
創世記六章13節を見れば、ノアの時代も末世となり地を滅ぼすと言われたのであるが、事実上、滅ぼすことはされなかった。
【現行の訳文】
創世記六章13節を見れば、ノアのときも終末であったので、地を滅ぼすと言われたのであるが、実際においては滅ぼされなかった。
150
【韓国語原文】
전도서 1장 4절에 한 세대는 가고 한 세대는 오되 땅은 영원히 있도다라고 하신 말씀이나, 시편 78편 69절에 그 성소를 산의 높음같이 영원히 두신 땅같이 지으셨으며라고 하신 말씀을 보더라도 땅은 영원한 것임을 알 수 있다.
【原文の直訳】
伝道の書一章4節に「世は去り、世はきたる。しかし地は永遠に変らない」と言われたみ言や、詩篇七八篇69節に、「神はその聖所を高い天のように建て、とこしえに基を定められた地のように建てられた」と言われたみ言を見ても、地は永遠なものであることを知ることができる。
【現行の訳文】
伝道の書一章4節に「世は去り、世はきたる。しかし地は永遠に変らない」と言われたみ言、あるいは、詩篇七八篇69節に、「神はその聖所を高い天のように建て、とこしえに基を定められた地のように建てられた」と言われたみ言を見ても、地は永遠なるものであるということを知ることができる。
151
【韓国語原文】
주체로 계시는 하나님이 영원하시니 그의 대상도 영원하지 않으면 안 된다.
【原文の直訳】
主体としていらっしゃる神が永遠であられるから、その対象も永遠でなければならない。
【現行の訳文】
主体なる神が永遠であられるから、その対象もまた、永遠なるものでなければならない。
152
【韓国語原文】
따라서 하나님의 대상으로 창조된 땅도 영원한 것이 아니어서는 안 되는 것이다.
【原文の直訳】
したがって、神の対象として創造された地も、永遠なものでなくてはならないのである。
【現行の訳文】
したがって、神の対象として創造された地も、永遠なるものでなくてはならない。
153
【韓国語原文】
전지전능(全知全能)하신 하나님이 사탄으로 말미암아 파멸되어 없어질 세계를 창조하시고 기뻐하셨을 리는 없는 것이다.
【原文の直訳】
全知全能であられる神が、サタンによって破滅し、なくなる世界を創造されて、喜ばれたはずはないのである。
【現行の訳文】
全知全能であられる神が、サタンによって破滅し、なくなるような世界を創造されて、喜ばれるはずはないのである。
154
【韓国語原文】
그러면 그 말씀은 무엇을 비유하신 것인가? 한 국가를 멸한다는 것은 그의 주권(主權)을 멸한다는 것을 의미함이요, 또 새 나라를 건설한다는 것은(계 21 : 1) 새 주권의 나라를 세운다는 것을 의미하는 것이다.
【原文の直訳】
それでは、そのみ言は何を比喩されたものであろうか。一つの国を滅ぼすということは、その主権を滅ぼすということを意味するのであり、また、新しい国を建設するということは(黙二一・1)、新しい主権の国を建てるということを意味するのである。
【現行の訳文】
155
【韓国語原文】
따라서 하늘과 땅을 멸한다는 것은 그를 주관하고 있는 사탄주권을 멸한다는 뜻이요, 또 새 하늘과 새 땅을 세운다는 것은 예수님을 중심한 하나님 주권하의 새로운 천지(天地)를 복귀한다는 것을 뜻하는 것이다.
【原文の直訳】
したがって、天と地とを滅ぼすということは、それを主管しているサタンの主権を滅ぼすという意味であり、また、新しい天と新しい地をたてるということは、イエス様を中心とする神主権下の新しい天地を復帰するということを意味するのである。
【現行の訳文】
したがって、天と地とを滅ぼすということは、それを主管しているサタンの主権を滅ぼすことを意味するのであり、また、新しい天と新しい地をたてるということは、イエスを中心とする神主権下の新しい天地を復帰するということを意味するのである。
(2)天と地を火をもって審判される
156
【韓国語原文】
2.하늘과 땅을 불로써 심판하심(벧후 3 : 12)
【原文の直訳】
(2)天と地を火をもって審判される(ペテロⅡ三・12)
【現行の訳文】
157
【韓国語原文】
베드로후서 3장 12절을 보면 말세에는 하늘이 불에 타서 풀어지고 체질이 뜨거운 불에 녹아진다고 하는 기록이 있다.
【原文の直訳】
ペテロⅡ三章12節を見ると、末世には「天は燃えくずれ、天体は焼けうせてしまう」という記録がある。
【現行の訳文】
ペテロⅡ三章12節を見ると、終末には「天は燃えくずれ、天体は焼けうせてしまう」と記録されている。
158
【韓国語原文】
그런데 말라기 4장 1절 이하를 보면 예수님 때도 그가 심판주(審判主)로 오셔서(요 5 : 22, 요 9 : 39) 불로써 심판하신다고 예언되어 있고, 또 누가복음 12장 49절에는 예수님이 불을 땅에 던지러 오셨다는 말씀도 있다.
【原文の直訳】
それで、マラキ書四章1節以下を見れば、イエス様の時代も、彼が審判主として来られ(ヨハネ五・22、ヨハネ九・39)、火をもって審判なさると預言されており、またルカ福音書一二章49節には、イエス様は火を地上に投じるために来られたというみ言もある。
【現行の訳文】
また、マラキ書四章1節以下を見れば、イエスのときにも、御自身が審判主として来られ(ヨハネ五・22、同九・39)、火をもって審判なさると預言されている。さらに、ルカ福音書一二章49節には、イエスは火を地上に投じるために来られたとある。
159
【韓国語原文】
그러나 그 당시에 예수님이 불로써 심판하신 아무 흔적도 우리는 찾아볼 수 없는 것이다.
【原文の直訳】
しかし、その当時にイエス様が火をもって審判されたという何の痕跡も、我々は訪ねることができないのである。
【現行の訳文】
しかし実際はイエスが火をもって審判なさったという何の痕跡も、我々は発見することができないのである。
160
【韓国語原文】
그렇다면 이 말씀은 무엇을 비유하신 것임에 틀림없다.
【原文の直訳】
そうだとすれば、このみ言は何かを比喩されたものであることに間違いない。
【現行の訳文】
とすれば、このみ言は何かを比喩されたのであると見なければならない。
161
【韓国語原文】
야고보서 3장 6절에 혀는 곧 불이요라고 한 말씀에 의하여 불심판은 곧 혀의 심판이요, 혀의 심판은 곧 말씀심판을 의미하는 것이니, 불심판은 곧 말씀심판임을 알 수 있다.
【原文の直訳】
ヤコブ書三章6節に「舌は火である」とあるみ言により、火の審判は、すなわち舌の審判であり、舌の審判は、すなわちみ言の審判を意味するものであるから、火の審判とは、すなわちみ言の審判であることを知ることができる。
【現行の訳文】
ヤコブ書三章6節に「舌は火である」と言われたみ言からすれば、火の審判は、すなわち舌の審判であり、舌の審判は、すなわちみ言の審判を意味するものであるから、火の審判とは、とりもなおさずみ言の審判であるということを知ることができるのである。
162
【韓国語原文】
그러면 말씀심판에 관한 성구(聖句)의 예를 찾아보자.
【原文の直訳】
それでは、み言の審判に関する聖句の例を探ってみることにしよう。
【現行の訳文】
では我々は、ここにおいて、み言をもって審判されるという聖句の例を取りあげてみることにしよう。
163
【韓国語原文】
요한복음 12장 48절에는 예수님을 저버리고 그의 말씀을 받지 아니하는 자를 심판할 이가 있으니 곧 예수님이 하신 그 말씀이 마지막 날에 저를 심판하리라고 하였으며, 데살로니가후서 2장 8절에는 그때에 불법한 자가 나타나리니 주 예수께서 그 입의 기운 즉 말씀으로 그를 죽이리라고 기록되어 있다.
【原文の直訳】
ヨハネ福音書一二章48節には、「わたしを捨てて、わたしの言葉を受けいれない人には、その人をさばくものがある。わたしの語ったその言葉が、終りの日にその人をさばくであろう」とあり、テサロニケⅡ二章8節には、「その時になると、不法の者が現れる。この者を、主イエスは口の息をもって殺し、来臨の輝きによって滅ぼすであろう」と記録されている。
【現行の訳文】
ヨハネ福音書一二章48節には、イエスを捨てて、そのみ言を受け入れない人を裁くものがあるが、イエスが語られたそのみ言が、終わりの日にその人を裁くであろう、と記録されており、さらにテサロニケⅡ二章8節には、そのときになると、不法の者が現れるが、この者を主イエスは、口の息をもって殺すであろうと記録しているのである。
164
【韓国語原文】
그리고 이사야 11장 4절에서는 그 입의 막대기(혀)로 세상을 치며 입술의 기운(말씀)으로 악인(惡人)을 죽이리라고도 말씀하였으며, 요한복음 5장 24절을 보면 예수님이 자기의 말씀을 듣고 하나님을 믿는 자는 심판에 이르지 않고 사망에서 생명으로 옮긴다고 하신 말씀이 있다.
【原文の直訳】
そして、イザヤ書一一章4節においては、「その口のむちをもって国を撃ち、そのくちびるの息をもって悪しき者を殺す」と言われており、ヨハネ福音書五章24節を見れば、「わたしの言葉を聞いて、わたしをつかわされたかたを信じる者は、永遠の命を受け、またさばかれることがなく、死から命に移っているのである」と言われたみ言がある。
【現行の訳文】
そしてまた、イザヤ書一一章4節においては、その口のむちをもって国を撃ち、その唇の息をもって悪しき者を殺すと言われており、ヨハネ福音書五章24節を見れば、イエスは自分の言葉を聞いて、神を信ずる者は裁かれることがなく、死から命に移ると言われている。
165
【韓国語原文】
이와 같이 불심판은 곧 말씀심판을 의미하는 것이다.
【原文の直訳】
このように火の審判は、すなわち、み言の審判を意味するのである。
【現行の訳文】
166
【韓国語原文】
그러면 말씀으로 심판하시는 이유는 어디에 있는 것인가? 요한복음 1장 3절에 인간은 말씀으로 창조되었다고 기록되어 있다.
【原文の直訳】
それでは、み言をもって審判される理由はどこにあるのだろうか。ヨハネ福音書一章3節に、人間はみ言によって創造されたと記録されている。
【現行の訳文】
それでは、み言をもって審判される理由は、いったいどこにあるのであろうか。ヨハネ福音書一章3節に、人間はみ言によって創造されたと記録されている。
167
【韓国語原文】
따라서 하나님의 창조이상(創造理想)은 인간 시조가 말씀의 실체(實體)로서 말씀의 목적을 완수해야 할 것이었는데, 그들이 하나님의 말씀을 지키지 않고 타락되어 말씀의 목적을 이루지 못하였다.
【原文の直訳】
したがって神の創造理想は、人間始祖がみ言の実体として、み言の目的を完遂しなければならなかったのであるが、彼らは神のみ言を守らないで堕落し、み言の目的を成し遂げることができなかった。
【現行の訳文】
したがって神の創造理想は人間始祖がみ言の実体として、み言の目的を完遂しなければならなかったのであるが、彼らは神のみ言を守らないで堕落し、その目的を達することができなかったのである。
168
【韓国語原文】
그러므로 하나님은 또다시 말씀에 의하여 타락인간을 재창조(再創造)하심으로써 말씀의 목적을 이루려 하셨으니, 이것이 곧 진리(성서)에 의한 복귀섭리인 것이다.
【原文の直訳】
それゆえに、神は再びみ言によって、堕落人間を再創造なさることにより、み言の目的を成し遂げようとされたのであるが、これがすなわち、真理(聖書)による復帰摂理なのである。
【現行の訳文】
それゆえに、神は再びみ言によって、堕落人間を再創造なさることにより、み言の目的を達成しようとされたのであるが、これがすなわち、真理(聖書)による復帰摂理なのである。
169
【韓国語原文】
요한복음 1장 14절에는 말씀이 육신이 되어 우리 가운데 거하시매 우리가 그 영광을 보니 아버지의 독생자의 영광이요라고 기록되어 있다.
【原文の直訳】
ヨハネ福音書一章14節には、「言は肉体となり、わたしたちのうちに宿った。わたしたちはその栄光を見た。それは父のひとり子としての栄光であって」と記録されている。
【現行の訳文】
ヨハネ福音書一章14節には、「言は肉体となり、わたしたちのうちに宿った。わたしたちはその栄光を見た。それは父のひとり子としての栄光であって、めぐみとまこととに満ちていた」と記録されている。
170
【韓国語原文】
이와 같이 예수님은 또 말씀 완성자로 재림하셔서, 스스로 말씀심판의 기준이 됨으로써 모든 인류가 어느 정도 말씀의 목적을 이루었는가를 심판하시는 것이다.
【原文の直訳】
このようにイエス様は、また、み言の完成者として再臨なさり、自ら、み言審判の基準となることによって、すべての人類が、どの程度にみ言の目的を成し遂げたかを審判なさるのである。
【現行の訳文】
このようにイエスは、また、み言の完成者として再臨なさり、自ら、み言審判の基準となられることによって、すべての人類が、どの程度にみ言の目的を達成しているかを審判なさるのである。
171
【韓国語原文】
이렇듯 복귀섭리(復歸攝理)의 목적이 말씀의 목적을 이루려는 데 있으므로, 그 목적을 위한 심판도 말씀으로 그의 기준을 세워 행하시지 않을 수 없는 것이다.
【原文の直訳】
このように、復帰摂理の目的が、み言の目的を成し遂げようとするところにあるので、その目的のための審判も、み言でその基準を立てて行わざるをえないのである。
【現行の訳文】
このように、復帰摂理の目的が、み言の目的を達成するところにあるので、その目的のための審判も、み言をその基準として立てて行われなければならないのである。
172
【韓国語原文】
누가복음 12장 49절에 내가 불을 땅에 던지러 왔노니 이 불이 이미 붙었으면 내가 무엇을 원하리요라고 씌어 있는 바, 이것은 예수님이 말씀의 실체로 오셔서(요 1 : 14) 생명의 말씀을 이미 선포하셨으나 유대인들이 그것을 받아들이지 않는 것을 보시고 한탄하여 하신 말씀이다.
【原文の直訳】
ルカ福音書一二章49節に、「わたしは、火を地上に投じるためにきたのだ。火がすでに燃えていたならと、わたしはどんなに願っていることか」と書かれているが、これは、イエス様がみ言の実体として来られ(ヨハネ一・14)、命のみ言を既に宣布なさったが、ユダヤ人たちがそれを受け入れないのを御覧になり、嘆いて言われたみ言である。
【現行の訳文】
ルカ福音書一二章49節に、「わたしは、火を地上に投じるためにきたのだ。火がすでに燃えていたならと、わたしはどんなに願っていることか」と書かれているのであるが、これは、イエスがみ言の実体として来られ(ヨハネ一・14)、命のみ言を既に宣布なさったにもかかわらず、ユダヤ人たちがこれを受け入れないのを御覧になって、嘆きのあまり言われたみ言であった。
(3)墓から死体がよみがえる
173
【韓国語原文】
3.무덤에서 시체가 일어남(마 27 : 52, 살전 4 : 16)
【原文の直訳】
(3)墓から死体がよみがえる(マタイ二七・52、テサロニケⅠ四・16)
【現行の訳文】
174
【韓国語原文】
마태복음 27장 52절 이하를 보면, 예수님이 돌아가실 때에 무덤들이 열리며 자던 성도의 몸이 많이 일어나되 예수의 부활 후에 저희가 무덤에서 나와서 거룩한 성에 들어가 많은 사람에게 보이니라고 기록되어 있으나, 이것은 썩어 버린 그들의 육신이 다시 일어난 것을 의미하는 것이 아니다(전편 제5장 제2절 Ⅲ).
【原文の直訳】
マタイ福音書二七章52節以下を見ると、イエス様が亡くなられるとき、「墓が開け、眠っている多くの聖徒たちの死体が生き返った。そしてイエスの復活ののち、墓から出てきて、聖なる都にはいり、多くの人に現れた」と記録されているが、これは、腐敗してしまった彼らの肉身が、再び生き返ったということを意味するものではない(前編第五章第二節(三))。
【現行の訳文】
マタイ福音書二七章52節以下を見ると、イエスが亡くなられるとき、「墓が開け、眠っている多くの聖徒たちの死体が生き返った。そしてイエスの復活ののち、墓から出てきて、聖なる都にはいり、多くの人に現れた」と記録されているのであるが、これは、腐敗してしまった彼らの肉身が、再び生き返ったということを意味するものではないのである(前編第五章第二節(三))。
175
【韓国語原文】
만일 영계(靈界)에 머물러 있던 구약시대(舊約時代)의 성도들이 성서의 문자 그대로 무덤에서 살아 나와 성에 있는 많은 사람에게 보였다면, 그들은 예수님이 메시아이심을 알고 있었을 것이므로 반드시 유대인들에게 예수님을 증거했을 것이다.
【原文の直訳】
もし、霊界にとどまっていた旧約時代の聖徒たちが、聖書の文字通りに墓から生きて出てきて、城(※)にいる多くの人に見えたとすれば、彼らにはイエス様がメシアであられることをわかっていたわけであるから、必ずユダヤ人たちに、イエス様を証したであろう。
【現行の訳文】
もし、霊界にとどまっていた旧約時代の信徒たちが、聖書の文字通りに墓からよみがえり、都にいた多くの人々に見えたとすれば、彼らにはイエスがメシヤであるということがわかったわけであるから、必ずユダヤ人たちに、イエスがメシヤであるということを証明したはずである。
※「城」について
ここでの「城」は壁で囲まれた城郭都市を意味する。
176
【韓国語原文】
그랬다면 그때 이미 예수님은 십자가에 돌아가셨을지라도, 그들의 증언을 듣고서도 예수님을 믿지 않을 사람이 어디 있었을 것인가?
【原文の直訳】
そうしたならば、そのとき既にイエス様は十字架で亡くなられていたとしても、彼らの証言を聞いても、イエス様を信じない人がどこにいただろうか?
【現行の訳文】
もしそう行動したならば、イエスはそのとき既に十字架で亡くなられていたとしても、彼らの証言を聞いて、イエスを信じない人は、一人もいなかったであろう。
177
【韓国語原文】
그리고 그렇듯 구약시대의 성도들이 육신(肉身)을 쓰고 무덤에서 다시 일어났다면, 그 후의 그들의 행적(行跡)에 관한 기사가 반드시 성서에 남아졌을 것이다. 그러나 성서에는 그들에 관한 아무런 기사도 달리 씌어 있지 않다.
【原文の直訳】
そして、そのように旧約時代の聖徒たちが、肉身をつけて墓から起きあがったとすれば、その後の彼らの行跡に関する記事が、必ず聖書に残っていたはずである。しかし、聖書には彼らに関する何らの記事も、ほかに記載されていない。
【現行の訳文】
また、そのように旧約時代の聖人たちが、再び肉身をつけて墓から起きあがったとすれば、その後の彼らの行跡に関する記事が、必ず聖書に残っていなければならないはずである。しかし、聖書には彼らに関する何らの記事も、このほかの箇所には記載されていない。
178
【韓国語原文】
그러면 무덤에서 살아 나온 것은 무엇이었던가? 그것은 마치 모세와 엘리야의 영인체(靈人體)가 변화산상(變化山上)에서 예수님 앞에 나타났었던 것처럼(마 17 : 3), 구약시대의 영인들이 재림부활(再臨復活)을 위하여 지상에 재림한 것을 영적으로 보고(전편 제5장 제2절 Ⅲ) 기록한 말씀이다.
【原文の直訳】
それでは、墓から生きて出てきたものは、何であったのであろうか。それはあたかもモーセとエリヤの霊人体が、変貌山上においてイエス様の前に現れたように(マタイ一七・3)、旧約時代の霊人たちが、再臨復活のために地上に再臨したのを霊的に見て(前編第五節第二章(三))記録したみ言だったのである。
【現行の訳文】
では、墓から蘇ったものは、いったい何であったのであろうか。それはあたかもモーセとエリヤの霊人体が、変貌山上においてイエスの前に現れたように(マタイ一七・3)、旧約時代の霊人たちが、再臨復活のために地上に再臨したのを霊的に見て(前編第五節第二章(三))記録した言葉だったのである。
179
【韓国語原文】
그러면 무덤은 무엇을 의미하는가? 예수님으로 말미암아 열려진 낙원(樂園)에서 보면, 구약시대(舊約時代)의 성도들이 머물러 있던 영형체급 영인(靈形體級 靈人)의 세계는 보다 어둠의 세계이기 때문에 그곳을 가리켜 무덤이라고 하였다.
【原文の直訳】
それでは、墓は何を意味するのであろうか。イエス様によって開かれた楽園から見れば、旧約時代の聖徒たちがとどまっていた霊形体級の霊人の世界は、より暗闇の世界であるために、そこを指して墓と言ったのである。
【現行の訳文】
では墓は何を意味するのであろうか。イエスによって開かれた楽園から見れば、旧約時代の聖徒たちがとどまっていた霊形体級の霊人の世界は、より暗い世界であるために、そこを称して墓と言ったのである。
180
【韓国語原文】
구약시대의 영인들은 모두 이 영계에 머물러 있다가 지상 성도들에게 나타났던 것이다.
【原文の直訳】
旧約時代の霊人たちは、すべてこの霊界に留まっていたが、地上の聖徒たちに現れたのである。
【現行の訳文】
旧約時代の霊人たちは、すべてこの霊界にいたのであるが、そのとき再臨復活して、地上信徒たちの前に現れたのであった。
(4)地上人間たちが引きあげられ空中で主に会う
181
【韓国語原文】
4.지상 인간들이 끌어올리워 공중에서 주를 영접함(살전 4 : 17)
【原文の直訳】
(4)地上の人間たちが引きあげられ空中で主に会う(テサロニケⅠ四・17)
【現行の訳文】
(4)地上人間たちが引きあげられ空中で主に会う(テサロニケⅠ四・17)
182
【韓国語原文】
여기에 기록되어 있는 공중은 공간적인 하늘을 의미하는 것이 아니다.
【原文の直訳】
ここに記録されている空中は、空間的な天を意味するものではない。
【現行の訳文】
ここに記録されている空中とは、空間的な天を意味するのではない。
183
【韓国語原文】
대개 성서에 있어서 땅은 타락된 악주권(惡主權)의 세계를 의미하고, 하늘은 죄가 없는 선주권(善主權)의 세계를 의미한다.
【原文の直訳】
大抵聖書において、地は堕落した悪主権の世界を意味し、天は罪のない善主権の世界を意味する。
【現行の訳文】
184
【韓国語原文】
이것은 무소부재(無所不在)하신 하나님은 땅에도 아니 계시는 곳이 없을 것인데도 불구하고 하늘에 계신 우리 아버지(마 6 : 9)라고 하셨고, 예수님은 땅에서 나셨음에도 불구하고 하늘에서 내려온 자 곧 인자(요 3 : 13)라고 말씀하신 것을 보아서 알 수 있다.
【原文の直訳】
これは、あまねくいまし給う神は地にもいらっしゃらないところがないにもかかわらず、「天にいますわれらの父よ」(マタイ六・9)と言われ、イエス様は地において誕生されたにもかかわらず、「天から下ってきた者、すなわち人の子」(ヨハネ三・13)と言われたことを見て分かるのである。
【現行の訳文】
これは、あまねくいまし給う神である限り、地のいずこにも遍在すべきであるにもかかわらず、「天にいますわれらの父よ」(マタイ六・9)と言われ、また、イエスは地において誕生されたにもかかわらず、「天から下ってきた者、すなわち人の子……」(ヨハネ三・13)と言われたことを見ても、そのことが分かるのである。
185
【韓国語原文】
그러므로 공중에서 주(主)를 영접한다는 것은, 예수님이 재림(再臨)하셔서 사탄주권을 물리치시고 지상천국을 복귀하심으로 말미암아 그 선주권의 세계에서 성도들이 주님을 영접하게 된다는 것을 의미하는 것이다.
【原文の直訳】
それゆえに、「空中で主に会う」ということは、イエス様が再臨されてサタン主権を退け、地上天国を復帰されることによって、その善主権の世界において、聖徒たちが主を迎えるようになるということを意味するのである。
【現行の訳文】
それゆえに、空中で主に会うということは、イエスが再臨されてサタンの主権を倒し、地上天国を復帰されることによってたてられる、その善主権の世界において、主と会うようになるということを意味するのである。
(5)日と月が光を失い星が空から落ちる
186
【韓国語原文】
5.해와 달이 빛을 잃고 별들이 하늘에서 떨어짐(마 24 : 29)
【原文の直訳】
(5)日と月が光を失い星が空から落ちる(マタイ二四・29)
【現行の訳文】
187
【韓国語原文】
창세기 37장 9절 이하를 보면, 야곱의 열두 아들 중 열한째인 요셉이 꿈을 꾸었는데, 그 내용에 요셉이 다시 꿈을 꾸고 그 형들에게 고하여 가로되 내가 또 꿈을 꾼즉 해와 달과 열한 별이 내게 절하더이다 하니라 그가 그 꿈으로 부형에게 고하매 아비가 그를 꾸짖고 그에게 이르되 너의 꾼 꿈이 무엇이냐 나와 네 모와 네 형제들이 참으로 가서 땅에 엎드려 네게 절하겠느냐는 기록이 있다.
【原文の直訳】
創世記三七章9節以下を見れば、ヤコブの十二人の息子のうち、十一番目のヨセフが夢を見たのだが、その内容に「ヨセフはまた一つの夢を見て、それを兄弟たちに語って言った、『わたしはまた夢を見ました。日と月と十一の星とがわたしを拝みました』。彼はこれを父と兄弟たちに語ったので、父は彼をとがめて言った、『あなたが見たその夢はどういうのか。ほんとうにわたしとあなたの母と、兄弟たちとが行って地に伏し、あなたを拝むのか』」という記録がある。
【現行の訳文】
創世記三七章9節以下を見れば、ヤコブの十二人の子供たちのうち、十一番目の息子であるヨセフが夢を見たとあり、その内容について「ヨセフはまた一つの夢を見て、それを兄弟たちに語って言った、『わたしはまた夢を見ました。日と月と十一の星とがわたしを拝みました』。彼はこれを父と兄弟たちに語ったので、父は彼をとがめて言った、『あなたが見たその夢はどういうのか。ほんとうにわたしとあなたの母と、兄弟たちとが行って地に伏し、あなたを拝むのか』」と記録されている。
188
【韓国語原文】
그런데 요셉이 커서 애급의 총리대신(總理大臣)이 되었을 때, 과연 이 꿈대로 그 부모와 형제들이 가서 엎드려 절을 하였다.
【原文の直訳】
ところが、ヨセフが成長して、エジプトの総理大臣になったとき、やはりこの夢のとおり、その父母と兄弟たちが来て身を伏せ、拝んだのである。
【現行の訳文】
ところがヨセフが成長して、エジプトの総理大臣になったとき、まさしくこの夢のとおり、その父母と兄弟たちが彼を拝んだのである。
189
【韓国語原文】
이 성경 말씀을 보면 해와 달은 부모를 상징했고 별들은 자녀들을 상징한 것임을 알 수 있다.
【原文の直訳】
この聖書のみ言を見れば、日と月は父母を象徴したのであり、星々は子女たちを象徴したものだということを知ることができる。
【現行の訳文】
この聖書のみ言を見れば、日と月は父母を象徴したのであり、星は子女たちを象徴したものだということを知ることができる。
190
【韓国語原文】
기독론(基督論)에서 논술한 바와 같이, 예수와 성신(聖神)은 아담과 해와 대신 인류를 중생(重生)해 주실 참부모로 오신 분이시다.
【原文の直訳】
キリスト論で論述したように、イエスと聖神はアダムとエバの代わりに、人類を重生してくださる真の父母として来た方でいらっしゃる。
【現行の訳文】
キリスト論で述べるように、イエスと聖霊はアダムとエバの代わりに、人類を重生させてくださる真の父母として来られたのである。
191
【韓国語原文】
그러므로 해와 달은 예수와 성신을 상징하고 별들은 자녀 된 성도들을 상징한 것이다.
【原文の直訳】
それゆえに、日と月はイエスと聖神を象徴し、星々は子女に該当する聖徒たちを象徴したのである。
【現行の訳文】
それゆえに、日と月はイエスと聖霊を象徴しているのであり、星は子女に該当するキリスト教徒たちを象徴しているのである。
192
【韓国語原文】
성서에서 예수님을 참빛으로 비유한 것은(요 1 : 9), 그가 ‘말씀’으로 육신을 이루신 분으로 오셔서(요 1 : 14) 진리의 빛을 발하셨기 때문이다.
【原文の直訳】
聖書の中で、イエス様を真の光に例えたのは(ヨハネ一・9)、彼がみ言によって肉身を成した方として来られ(ヨハネ一・14)、真理の光を発せられたからである。
【現行の訳文】
聖書の中で、イエスを真の光に例えたのは(ヨハネ一・9)、その肉体がみ言によってつくられたお方として来られ(ヨハネ一・14)、真理の光を発したからであった。
193
【韓国語原文】
그러므로 여기에 말하는 햇빛은 예수님이 주신 말씀의 빛을 이름이며, 달빛은 진리의 신으로 오신 성신(요 16 : 13)의 빛을 이름이다.
【原文の直訳】
ゆえに、ここでいう日の光は、イエス様がくださったみ言の光をいうのであり、月の光は、真理の御霊として来られた聖神(ヨハネ一六・13)の光をいうのである。
【現行の訳文】
ゆえに、ここでいっている日の光とは、イエスの言われたみ言の光をいうのであり、月の光とは、真理のみ霊として来られた聖霊(ヨハネ一六・13)の光をいうのである。
194
【韓国語原文】
그러므로 해와 달이 빛을 잃는다는 것은 예수님과 성신에 의한 신약(新約)의 말씀이 빛을 잃게 된다는 뜻이다.
【原文の直訳】
したがって、日と月が光を失うというのは、イエス様と聖神による新約のみ言が、光を失うようになるという意味である。
【現行の訳文】
したがって、日と月が光を失うというのは、イエスと聖霊による新約のみ言が、光を失うようになるということを意味するのである。
195
【韓国語原文】
그러면 어찌하여 신약의 말씀이 빛을 잃게 될 것인가? 마치 예수님과 성신이 오셔서 구약(舊約)의 말씀을 이루시기 위한 신약의 말씀을 주심으로 말미암아 구약의 말씀이 빛을 잃게 되었던 것과 같이, 예수님이 재림(再臨)하셔서 신약의 말씀을 이루시고 새 하늘과 새 땅을 이루시기 위한(계 21 : 1) 새 말씀을 주시게 되면(본장 제5절 Ⅰ 참조), 초림(初臨) 때에 주셨던 신약의 말씀은 그 빛을 잃게 될 것이다.
【原文の直訳】
ではどうして、新約のみ言が、光を失うようになるのであろうか。ちょうどイエス様と聖神が来られて、旧約のみ言を完成するための新約のみ言を下さることにより、旧約のみ言が光を失うようになったと同様に、イエス様が再臨されて、新約のみ言を完成し、新しい天と新しい地を成すための(黙二一・1)新しいみ言をくださるようになれば(本章第五節(一)参照)、初臨のときに下さった新約のみ言はその光を失うようになるのである。
【現行の訳文】
では何故、新約のみ言が、光を失うようになるのであろうか。それはちょうど、イエスと聖霊が来られて、旧約のみ言を成就するための新約のみ言を下さることにより、旧約のみ言が光を失うようになったと同様に、イエスが再臨されて、新約のみ言を成就し、新しい天と新しい地とをたてられるので(黙二一・1)そのときの新しいみ言によって(本章第五節(一)参照)初臨のときに下さった新約のみ言はその光を失うようになるのである。
196
【韓国語原文】
여기에 말씀이 그 빛을 잃는다는 것은 새 시대가 옴으로 말미암아 그 말씀의 사명기간이 지나간다는 것을 의미한다.
【原文の直訳】
ここにおいて、み言がその光を失うというのは、新しい時代がくることによって、そのみ言の使命期間が過ぎさるということを意味する。
【現行の訳文】
197
【韓国語原文】
별들이 떨어진다는 것은 말세(末世)에 있어서의 성도들이 모두 실족(失足)하게 된다는 것을 의미한다.
【原文の直訳】
星々が落ちるというのは、末世においての聖徒たちが、みな道をはずれるようになることを意味する。
【現行の訳文】
また、星が落ちるというのは、終末において、多くのキリスト教徒たちがつまずき落ちるようになる、ということを意味するのである。
198
【韓国語原文】
메시아의 강림(降臨)을 열망해 오던 유대교 지도자들이 메시아로 오신 예수님을 알지 못하고 반대하다가 전부 떨어진 것같이, 예수님의 재림을 열망하고 있는 기독교인들도 그 날에 실족하게 됨으로써 그와 같이 떨어지게 될 것을 예언하신 것이다(후편 제6장 제2절 Ⅱ 참조).
【原文の直訳】
メシアの降臨を熱望してきたユダヤ教の指導者たちが、メシアとして来られたイエス様が分からずに反対し、すべて落ちたように、イエス様の再臨を熱望しているキリスト教徒たちも、その日に道をはずれるようになることによって、そのように落ちるようになることを預言されたのである(後編第六章第二節(二)参照)。
【現行の訳文】
メシヤの降臨を熱望してきたユダヤ教の指導者たちが、メシヤとして来られたイエスを知らず、彼に反対して落ちてしまったように、イエスの再臨を熱望しているキリスト教徒たちも、十分注意しないと、その日にはつまずき落ちてしまうであろうということを預言されたのである(後編第六章第二節参照)。
199
【韓国語原文】
누가복음 18장 8절에 인자가 올 때에 세상에서 믿음을 보겠느냐 하신 말씀이나, 마태복음 7장 23절에 예수님이 재림하실 때에 그가 잘 믿는 성도들을 보시고 불법을 행하는 자라고 책망하시면서 떠나가라고 배척하게 될 것으로 말씀하신 것도 바로 이와 같이 끝날의 성도들이 불신으로 실족하게 될 것을 아시고 경고하신 것이었다.
【原文の直訳】
ルカ福音書一八章8節に、「しかし、人の子が来るとき、地上に信仰が見られるであろうか」と言われたみ言や、マタイ福音書七章23節に、イエス様が再臨されるとき、彼がよく信じる聖徒たちに向かって「不法を働く者ども」と責められ、「行ってしまえ」と排斥されるようなことを言われたのも、正にこのような終わりの日の聖徒たちが、不信によって道を踏み外すようになることをご存知で、警告されたものだったのである。
【現行の訳文】
ルカ福音書一八章8節に、「しかし、人の子が来るとき、地上に信仰が見られるであろうか」と言われたみ言、あるいは、マタイ福音書七章23節に、イエスが再臨されるとき、信仰の篤い信徒たちに向かって「不法を働く者ども」と責められ、さらに、「行ってしまえ」と、排斥されるようなことを言われたのも、とりもなおさず、終末において、信徒たちが、つまずき落ちるということを予知され、そのように警告されたのである。