ミツバチたちの暑さ対策

■扇風活動

長かった梅雨も終わり、8月に入った途端、
連日30度を超える日が続きます。

今日8/9は外気温が34度くらいになったと
思われます。

ミツバチの巣箱も、暑さ対策として
スダレと寒冷紗をかけてあります。

直射日光は当たらないので、
だいぶ良いと思います。

 

暑い日になるとミツバチは、
巣門に出てきて扇風活動をします。

扇風活動とは、数匹の働き蜂が、巣門にへばりついて
内部により涼しい風を送り込むことです。

 

内部には、更に多くのミツバチがいて、
時折、一斉に羽ばたいて、内部の空気を循環させます。

■打ち水

更に、外で水を飲んで巣箱の中に入り、
飲んだ水を吐き出して、巣箱の内部の温度を下げます。

打ち水です。

 

タッパーに水と炭を入れてあります。
炭は、水を吸い上げてくれ、
ミツバチが水に溺れないための足場となります。

 

いったい誰がこんなことを
教えたのでしょう?というくらい、
驚愕な行動をしています。

巣箱内の温度を下げるために
一群が一つになって活動しています。

巣箱のミツバチたちの様子

暑さの中でも、元気に活動してます。

 

巣も小さいのが1枚増えてますね。

 

 

■記事作成:埼玉県在住 Y・H

 

日本ミツバチと西洋ミツバチの扇風活動

日本ミツバチと西洋ミツバチでは、
扇風活動のやり方が違うみたいですね。

日本ミツバチが頭を外、お尻を入口に向けて
扇風活動をするのに対して、西洋ミツバチはその反対で、
頭を入口の方、お尻を外に向けて扇風活動をするそうです。

 

この扇風活動の羽ばたき回数は、
1秒間に150~200回くらいだそうで、

飛んでいるときが1秒間に250回なので、
それより少しゆっくり羽ばたいているんですね。

それにしても、扇風活動の順番とか、
交替のタイミングとか、どうやって決まるんでしょう?

不思議ですね。w

 

UPMC(「統一原理」マスタークラブ)
中村仁史

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