【原語で『原理講論』を読むプロジェクト活動報告】

※【原語で『原理講論』を読むプロジェクト】の詳細はこちら
https://unification-principle.com/category/upmcproject/hangleproject/

 

先日の4月22日木曜日、【原語で『原理講論』を読むプロジェクト】として、第24回目の韓国語『原理講論』訓読会を行いました。

訓読したみ言の中で、もう少し原文に近い日本語にしたほうが良いかもしれないと思われる箇所をピックアップしてみました。

現在の日本語訳と韓国語原文の直訳文とを比べて、意味やニュアンスの違いなどに注目してみてください。

■第24回韓国語『原理講論』訓読会

日付:2021年4月22日木曜日
場所:東京日暮里の某会議室
訓読:韓国語『原理講論』本文p329~342(モーセ路程)

■今回の訓読で確認した日本語『原理講論』の修正検討箇所一覧

(1)日本語『原理講論』p368の後ろから5行目

【日本語】
そして、これは後日、イエスの場合にも、サタン分立のための復活三日期間があったのち、初めて、霊的復帰路程の出発をされるようになるということを、表示してくださってもいるのである。

【韓国語】
그리하여 이것은 후일 예수님에게 있어서도, 사탄 분립을 위한 부활 3일 기간이 있은 후에야 영적 복귀섭리의 출발을 하시게 된다는 것을 보여 준 것도 되었다.

【韓国語原文の直訳】
そして、これは後日、イエスにおいても、サタン分立のための復活三日期間があったのち、初めて、霊的復帰摂理の出発をされるようになるということを、表示してくださってもいるのである。

(2)日本語『原理講論』p370の後ろから2行目

【日本語】
そして、アロンとホルがモーセの手を支えて立っていたその前で、ヨシュアがアマレクを打って滅ぼしたということは、神を中心とするイエスと聖霊の三位神を信ずる信仰者たちは、その前に現れるあらゆるサタンを滅ぼすことができるということを予示してくださったのであった。

【韓国語】
그리고 아론과 훌이 모세의 손을 붙들고 서 있는 그 앞에서 여호수아가 아말렉을 쳐서 멸하였다는 것은 하나님을 중심한 예수님과 성신의 삼위신을 모신 신앙자들은 그 앞에 오는 모든 사탄을 멸할 수 있다는 것을 예시하신 것이었다.

【韓国語原文の直訳】
そして、アロンとホルがモーセの手を支えて立っていたその前で、ヨシュアがアマレクを打って滅ぼしたということは、神を中心とするイエスと聖神の三位神に侍る信仰者たちは、その前にやって来るあらゆるサタンを滅ぼすことができるということを予示されたものであった。

(3)日本語『原理講論』p374の後ろから4行目

【日本語】
それゆえに、神は「出発のための摂理」を、そのような奇跡と災禍をもって行われたのであり、また、イスラエル民族をして紅海を渡らせ、再び、戻ることができないような環境へと追いつめられたのであった。

【韓国語】
그렇기 때문에 하나님은 ‘출발을 위한 섭리’를 그처럼 기사와 이적으로 하셨고, 또 이스라엘 민족으로 하여금 홍해를 건너게 하여 다시는 돌아올 수 없는 환경 가운데로 몰아넣으셨던 것이다.

【韓国語原文の直訳】
それゆえに、神は「出発のための摂理」を、そのように奇跡と災禍をもって行われたのであり、また、イスラエル民族をして紅海を渡るようにさせ、再び、戻ることができない環境の中へ追いこまれたのである。

(4)日本語『原理講論』p375の2行目

【日本語】
すなわち、いかなるときにおいても、たった一人でもこれを絶対に信奉する人がいるならば、そのような人たちによって、その信仰の対象を、あたかもバトンのように継承しながら、摂理の目的をあくまでも成就していこうとされたのである。

【韓国語】
즉 언제나 단 한 사람이라도 이것을 절대로 신봉하는 사람이 있으면, 그러한 사람들로 하여금 그 신앙의 대상을 마치 바통과 같이 이어받게 하면서 섭리의 뜻을 이루어 나아가려 하셨던 것이다.

【韓国語原文の直訳】
すなわち、いつでも、たった一人でもこれを絶対に信奉する人がいるならば、そのような人たちをして、その信仰の対象を、あたかもバトンのように受け継ぐようにしながら、摂理のみ旨を成就していこうとされたのである。

■第25回韓国語『原理講論』訓読会の予定日

日付:2021年5月20日木曜日
場所:東京日暮里の某会議室
訓読:韓国語『原理講論』本文p343~57(モーセ路程)

 

※韓国語『原理講論』は2006年2月20日発行の42刷標準横書きから引用
※日本語『原理講論』は2014年5月30日発行の第5版第1刷から引用
※韓国語原文の直訳文の文責は当ブログ管理者にあり、翻訳に際して使用した辞書は『朝鮮語辞典』(小学館)