ミツバチの置き土産‐採蜜

7/5に採蜜を行いました。
採蜜とは、ミツバチの巣から蜜を搾ることを言います。

今回、重箱に巣板が大小5枚作られており、
そのうちの4枚の巣板には貯蜜されていました。

 

採蜜はどのようにするのかと言いますと、

①重箱から巣板を取り外します。

②巣板から蜜の入っている部分を切り取り、鍋などの器に入れます。
この時、蜂児が入っている所があればピンセットなどで取り除きます。

③蜜の入った巣板をできるだけ細かくつぶします。

④1回目のろ過。
つぶした巣蜜をそのまま金網ザルに入れ、ろ過します。

⑤2回目のろ過。
ナイロンの生地等をもう一つ別の金網ザルの内側に敷き、
③でろ過した蜜を入れ、更にろ過します。

⑥ハチミツの出来上がり。

 

こうして出来たハチミツは300mlほどでした。

一般に知られている西洋ミツバチのどろっとしたハチミツというより、
メイプルシロップのようにサラッとした感じのハチミツで、
花粉が混ざっているので、少し濁りがあり、色は琥珀色です。

ろ過方法などを考えると製品にするには課題がありそうです。

 

逃居したミツバチの一群を思うと切ないですが、
採蜜まで出来て感謝しています。

逃居の原因の一つはダニ対策のメントール

ダニ対策にはメントールがニホンミツバチでは
当たり前の情報になってますが、

このメントールが、
うちのミツバチにはダメみたいです。

メントールを入れて20分くらいしたら、
10匹くらいが箱から出てきてしまい、
地面をふらふら歩き始めたのです。

 

同時に、給餌もしたので、給餌が原因の可能性
もあるかもしれないので、餌も取り除きました。

採蜜したハチミツも少しメントールの香りがしており、
ひとさじなめると、メントールが香ります。

 

これからすると、
前回の逃居の原因の一つはメントールだと思います。

 

もう一つは蜂児の病気。

蜂児出しはメントール
設置前から始まっていたからです。

 

■記事作成:埼玉県在住 Y・H

実はすでに次の群れが…

第2群は残念ながら逃居してしまいましたが、
その原因も徐々に判明してきていますし、
最終ゴールの採蜜まで行ったことは貴重な経験です。

 

それで、実は、
どうやら次の群れがもう巣箱に来ているようなのです。

しかも、先回の群れより大群が。w

 

次回はこちらをレポートします。

 

UPMC(「統一原理」マスタークラブ)
中村仁史

Print Friendly, PDF & Email