【原語で『原理講論』を読むプロジェクト活動報告】

※【原語で『原理講論』を読むプロジェクト】の詳細はこちら
https://unification-principle.com/category/upmcproject/hangleproject/

 

先日の10月28日木曜日、【原語で『原理講論』を読むプロジェクト】として、第30回目の韓国語『原理講論』訓読会を行いました。

訓読したみ言の中で、もう少し原文に近い日本語にしたほうが良いかもしれないと思われる箇所をピックアップしてみました。

現在の日本語訳と韓国語原文の直訳文とを比べて、意味やニュアンスの違いなどに注目してみてください。

■第30回韓国語『原理講論』訓読会

日付:2021年10月28日木曜日
場所:東京足立小台「東京教会」
訓読:韓国語『原理講論』本文p413~426(摂理歴史と各時代とその年数の形成)

■今回の訓読で確認した日本語『原理講論』の修正検討箇所一覧

(1)日本語『原理講論』p449の2行目

【日本語】
神はアダムより十代、一六〇〇年目にノアを選ばれ、「信仰基台」を復帰するための中心人物を立たせられた。我々は、ここで、一六〇〇年と十代は、いかなる数を復帰する蕩減期間としての意義をもつかを調べてみることにしよう。

【韓国語】
하나님은 아담으로부터 10대 1600년 만에 노아를 택하시어 ‘믿음의 기대’를 복귀하기 위한 중심인물로 세우셨다. 우리는 여기에서 1600년과 10대는 어떠한 수를 복귀하는 탕감기간으로서의 의의를 가지고 있는가를 알아야 하겠다.

【韓国語原文の直訳】
神はアダムより十代、一六〇〇年目にノアを選ばれ、「信仰基台」を復帰するための中心人物として立てられた。我々は、ここで、一六〇〇年と十代は、いかなる数を復帰する蕩減期間としての意義をもっているのかを知らなければならない。

(2)日本語『原理講論』p453の後ろから4行目

【日本語】
ここに及んで、神は、サタンに奪われたその四〇〇年の基台を再び立てるため、イスラエル民族をして、サタンを再分立するエジプト苦役期間四〇〇年間を歩ましめ給うたのである(創一五・13)。この時代を、エジプト苦役時代と称する(後編第一章第三節)。

【韓国語】
이와 같이 되어 하나님은 사탄에게 내준 그 400년의 기대를 다시 찾아 세우시기 위하여, 이스라엘 민족으로 하여금 사탄을 재분립하는 애급고역 400년을 치르게 하셨던 것이니(창 15 : 13), 이 시대를 애급고역시대라고 한다(후편 제1장 제3절 Ⅰ).

【韓国語原文の直訳】
このようになり、神は、サタンに渡したその四〇〇年の基台を再び取り戻して立てるため、イスラエル民族をして、サタンを再分立するエジプト苦役四〇〇年を経験するようにされたのである(創一五・13)、この時代をエジプト苦役時代と称する(後編第一章第三節)。

■第31回韓国語『原理講論』訓読会の予定日

日付:2021年11月25日木曜日
場所:東京足立小台「東京教会」
訓読:韓国語『原理講論』本文p427~441(摂理歴史と各時代とその年数の形成~摂理的同時性から見た復帰摂理時代と復帰摂理延長時代)

 

※韓国語『原理講論』は2006年2月20日発行の42刷標準横書きから引用
※日本語『原理講論』は2014年5月30日発行の第5版第1刷から引用
※韓国語原文の直訳文の文責は当ブログ管理者にあり、翻訳に際して使用した辞書は『朝鮮語辞典』(小学館)